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まるで蜂の巣!? イタリア発のモジュール式自動屋内農場システム

イタリアの次世代農業のアイデアは、ハチの巣から着想したモジュール式の自動屋内農場システム。限られたスペースを最大限に活用できるよう工夫された、機能性抜群な六角形デザインとは?

ハチの巣から着想した
六角形の屋内農場システム

イタリアの「ヘキサグロ・アーバンファーミング」は、モジュール式の自動屋内農場システム「リビング・ファーミング・ツリー」を開発。限られたスペースを最大限に活用できるよう、ハチの巣から着想し、六角形の栽培モジュールを組み合わせたデザインが特徴だ。

6つのポットが埋め込まれた栽培モジュールには、作物の種類や生育環境に応じて効率的に栽培できる自動モニタリングシステムが実装されているほか、エアロポニックス(水気耕栽培)によって土を必要とせず、消費水量を従来に比べて95%軽減。栽培モジュールは最大11台まで結合でき、スペースや用途に合わせて拡張できるのも利点だ。

家庭から飲食店まで、様々な需要を見込んでいる。

 

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Hexagro Urban Farming S.r.l. SB

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text: Yukiko Matsuoka

『AGRI JOURNAL』vol.6より転載