最近OMPがらみの糞本買ってしまったので、
それとは対照的な本書をレビューします。
ぺらぺらめくるだけで、書き手のわかりやすく伝えたいという熱意がビンビン感じられる名著です。
サンプルコードも理解しやすいようできるかぎり短く、適切で、無駄コードの羅列で頁を稼ぐどこかの駄本とは偉いちがいです。
最後に登場する式テンプレートはBlitzのコードらしいですが、これ以上にわかりやすいサンプルはないと思われます。
サンプルコードはダウンロードし、コピペして自由に使うことが出来ます。
要は自分がプログラムする際、いかに適切にこれらを利用できるか?にかかっています。
残念なのは、ほぼC++11どまりな上、高橋晶氏のC++テンプレートに関する熱意が薄らいでいるようで、
最新スペックに準拠した新版が出版されそうにないことです。
なんとか新版リリースされないもんでしょうかね?
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C++テンプレートテクニック 第2版 単行本 – 2014/4/16
テンプレートの真の力!!
メタプログラミング、ポリシーベース/コンセプトベースの設計手法、SFINAE、Type Erasureなど、
テンプレートの機能を使ったプログラム共通化の仕組みをわかりやすく解説。最新規格C++11に対応。
メタプログラミング、ポリシーベース/コンセプトベースの設計手法、SFINAE、Type Erasureなど、
テンプレートの機能を使ったプログラム共通化の仕組みをわかりやすく解説。最新規格C++11に対応。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2014/4/16
- 寸法15 x 2.1 x 21 cm
- ISBN-104797376686
- ISBN-13978-4797376685
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登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2014/4/16)
- 発売日 : 2014/4/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 4797376686
- ISBN-13 : 978-4797376685
- 寸法 : 15 x 2.1 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 363,300位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,283位電気・通信 (本)
- - 37,478位ビジネス・経済 (本)
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2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一版も買いましたが、内容が良かったのでこちらも購入しました。
第一版は電子書籍版がなかったので、自炊して PDF 化して読んでいましたが、
第二版では Kindle 版があるとためこちらを選択。
しかし・・・内容は本をそのままスキャンしたかのような画像の集まりで、これには本当にがっかりしました。
目次もないのですこぶる扱いづらく、結局自炊したほうがマシでした。
内容は相変わらず素晴らしく、第二版で C++11 に関する加筆がなされており、
その辺りを抑えたい人であれば第一版を持っていても十二分に買う価値があります。
第一版は電子書籍版がなかったので、自炊して PDF 化して読んでいましたが、
第二版では Kindle 版があるとためこちらを選択。
しかし・・・内容は本をそのままスキャンしたかのような画像の集まりで、これには本当にがっかりしました。
目次もないのですこぶる扱いづらく、結局自炊したほうがマシでした。
内容は相変わらず素晴らしく、第二版で C++11 に関する加筆がなされており、
その辺りを抑えたい人であれば第一版を持っていても十二分に買う価値があります。
2020年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年出版の本で、「第二版はC++11をベースに大きく書き直し」たということだが、サンプルコードのコードスタイルはほぼC++98。C++11以降のモダンスタイルコードを書くのに慣れてしまった自分には、嫌味な言い方かもしれないが、読んでいで少し「痒く」なる。
具体例を挙げると、
- スマートポインタではなく生ポインタ。これについては別に支障はあまりないが。
- usingを使ったalias templateの説明はあるが、サンプルコードでは専らtypedefが使われている。
- ラムダはたまに出てくる、関数オブジェクトでの例のあと、ラムダではこうです、のように。
好き嫌いの問題かもしれないが、自分はC++17、何だったらC++20スタイルを積極的に使いたい向きなので、少し読むのが億劫になる。
CからC++に移行した人向けにはこれでいいのかもしれない。
説明の仕方は、このように書きたくなるが(サンプルコード提示)、そうするとこういう問題が発生するのでこう書きましょう(サンプルコード提示)、と良く言えば親切、悪く言えば回りくどい。これも好き嫌いの問題。
前述のように自分はここでサンプルコード読むのがめんどくさくなったので、洋書の"
C++ Templates: The Complete Guide" (Vandevoorde David著)を買い直して読んでいる。
この本は全体として悪くはないが、自分の趣味に合わなかった、というところだ。
具体例を挙げると、
- スマートポインタではなく生ポインタ。これについては別に支障はあまりないが。
- usingを使ったalias templateの説明はあるが、サンプルコードでは専らtypedefが使われている。
- ラムダはたまに出てくる、関数オブジェクトでの例のあと、ラムダではこうです、のように。
好き嫌いの問題かもしれないが、自分はC++17、何だったらC++20スタイルを積極的に使いたい向きなので、少し読むのが億劫になる。
CからC++に移行した人向けにはこれでいいのかもしれない。
説明の仕方は、このように書きたくなるが(サンプルコード提示)、そうするとこういう問題が発生するのでこう書きましょう(サンプルコード提示)、と良く言えば親切、悪く言えば回りくどい。これも好き嫌いの問題。
前述のように自分はここでサンプルコード読むのがめんどくさくなったので、洋書の"
C++ Templates: The Complete Guide" (Vandevoorde David著)を買い直して読んでいる。
この本は全体として悪くはないが、自分の趣味に合わなかった、というところだ。
2014年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の数章まで読みましたが、templateの基本から説明してあり、理解しやすいです。
ただし、途中から段々と難しくなって行きます。
C++03がC++11になると、簡便な書き方でコーディングが出来ることが
説明してあり、助かっています。
ただし、途中から段々と難しくなって行きます。
C++03がC++11になると、簡便な書き方でコーディングが出来ることが
説明してあり、助かっています。