他の方がすでに語られている通り、①数十年以上も遡る開発経緯。過去の膨大な種類・量の技術の集積 ②途方もなく長いサプライチェーンと廃棄ルート、③ついでにAppleという会社の内面
を、iPhoneという一つのデバイスを通して知ることができる。筆者は文字通り世界中へ赴き、さらに企業の内部にも深く切り込んだ上で、しかも努めて冷静に本書を書いてくれているので押し付けがましさを感じずに、かつ引き込まれるように読み進むことができた。
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THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス iPhoneという奇跡の“生態系"はいかに誕生したか 単行本(ソフトカバー) – 2019/7/11
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日本経済新聞書評で話題沸騰!
「世界的イノベーションの生態系をここまで描き尽くした書籍は他にない」
「iPhoneの秘密のすべてが詰まっている」
「テクノロジーの系譜がわかる」
充実した読後感、感動の声、続々!
◆“史上最も売れた商品"iPhoneにはいったい何が詰まっているのか
◆リチウム採掘場からブラックマーケットまで、世界中を駆け巡って描き出したiPhone開発秘話
「iPhone を創ったのは、スティーブ・ジョブズ」――誰もがそう思っている。だが、ジョブズの役割は、iPhone 誕生までの壮大な物語のほんの一部にすぎない。その開発にまつわる話は、Apple 社の秘密主義により、明かされないままだった。
iPhone は驚くほど多くの人々や組織の「発明の集合体」である。様々な大学やスタートアップ企業、研究所、政府の助成金、さらにその生産には、ほぼすべての大陸の鉱山労働者、中国を筆頭とする何十万もの工場労働者が関わっている。
秘密のベールに包まれた開発の過程を要素分解し、執念で辿っていく。SONY 幹部らが地団太を踏み、海外の競合も度肝を抜かれた iPhone 誕生秘話を描き尽くした力作!
「世界的イノベーションの生態系をここまで描き尽くした書籍は他にない」
「iPhoneの秘密のすべてが詰まっている」
「テクノロジーの系譜がわかる」
充実した読後感、感動の声、続々!
◆“史上最も売れた商品"iPhoneにはいったい何が詰まっているのか
◆リチウム採掘場からブラックマーケットまで、世界中を駆け巡って描き出したiPhone開発秘話
「iPhone を創ったのは、スティーブ・ジョブズ」――誰もがそう思っている。だが、ジョブズの役割は、iPhone 誕生までの壮大な物語のほんの一部にすぎない。その開発にまつわる話は、Apple 社の秘密主義により、明かされないままだった。
iPhone は驚くほど多くの人々や組織の「発明の集合体」である。様々な大学やスタートアップ企業、研究所、政府の助成金、さらにその生産には、ほぼすべての大陸の鉱山労働者、中国を筆頭とする何十万もの工場労働者が関わっている。
秘密のベールに包まれた開発の過程を要素分解し、執念で辿っていく。SONY 幹部らが地団太を踏み、海外の競合も度肝を抜かれた iPhone 誕生秘話を描き尽くした力作!
- 本の長さ428ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2019/7/11
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104478104395
- ISBN-13978-4478104392
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商品の説明
著者について
◆著者:ブライアン・マーチャント(Brian Merchant)
ジャーナリスト、編集者。デジタルメディア〝VICE〟系列の科学技術雑誌「マザーボード」で記者、編集者を務めつつ、同系列のオンライン・フィクション雑誌「テラフォーム」を創設。また、ガーディアン、スレート、ワイアード、アトランティックなど多数の有力誌に寄稿している。本書の取材のため、人の住むすべての大陸を訪れ、その内容をiPhoneに記録した。iPhoneで撮影した写真は8000枚、インタビューの録音時間は200時間、取材メモは数百ページに及ぶ。さらに取材旅行中、家に残した家族とフェイスタイムで数十回のビデオチャットも行った。現在2冊目の本を執筆中。オートメーションへの反発から機械を破壊した1800年代の「ラッダイト運動」と、その現代版がテーマ。米ロサンジェルス在住。
◆解説:長谷川貴久(はせがわ・たかひさ)
パロアルトインサイトCTO。シリコンバレーのアップル本社でSiriのデータサイエンティストとして、様々な機械学習のモデルを実装。パロアルトインサイトでは、クライアント企業向けに機械学習のモデル構築と実装に加え、アプリ開発やクラウドインフラの設計などを行なっている。ジョージア工科大学コンピュータサイエンス修士、ハーバードビジネススクールMBA。AWS認定ソリューションアーキテクト。
◆訳者:倉田幸信(くらた・ゆきのぶ)
1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部を経て、2008年よりフリーランス翻訳者。主な訳書に『VRは脳をどう変えるか?』(ジェレミー・ベイレンソン、文藝春秋社)、『アライアンス』(リード・ホフマンほか、ダイヤモンド社)など。
ジャーナリスト、編集者。デジタルメディア〝VICE〟系列の科学技術雑誌「マザーボード」で記者、編集者を務めつつ、同系列のオンライン・フィクション雑誌「テラフォーム」を創設。また、ガーディアン、スレート、ワイアード、アトランティックなど多数の有力誌に寄稿している。本書の取材のため、人の住むすべての大陸を訪れ、その内容をiPhoneに記録した。iPhoneで撮影した写真は8000枚、インタビューの録音時間は200時間、取材メモは数百ページに及ぶ。さらに取材旅行中、家に残した家族とフェイスタイムで数十回のビデオチャットも行った。現在2冊目の本を執筆中。オートメーションへの反発から機械を破壊した1800年代の「ラッダイト運動」と、その現代版がテーマ。米ロサンジェルス在住。
◆解説:長谷川貴久(はせがわ・たかひさ)
パロアルトインサイトCTO。シリコンバレーのアップル本社でSiriのデータサイエンティストとして、様々な機械学習のモデルを実装。パロアルトインサイトでは、クライアント企業向けに機械学習のモデル構築と実装に加え、アプリ開発やクラウドインフラの設計などを行なっている。ジョージア工科大学コンピュータサイエンス修士、ハーバードビジネススクールMBA。AWS認定ソリューションアーキテクト。
◆訳者:倉田幸信(くらた・ゆきのぶ)
1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部を経て、2008年よりフリーランス翻訳者。主な訳書に『VRは脳をどう変えるか?』(ジェレミー・ベイレンソン、文藝春秋社)、『アライアンス』(リード・ホフマンほか、ダイヤモンド社)など。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2019/7/11)
- 発売日 : 2019/7/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 428ページ
- ISBN-10 : 4478104395
- ISBN-13 : 978-4478104392
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,946位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 103位情報・コンピュータ産業
- - 12,690位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部を経て、2008年よりフリーランス翻訳者。
得意分野は金融、経済、ビジネス全般。メールアドレスはyukikurata@outlook.com
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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評価はどのように計算されますか?
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2022年1月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2024年4月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入ジョブズの言っている事は嘘ばっかりだ気づかされた。
これを読むと、海賊のごとくエンジニアやクリエイターや労働者など、周りのありとあらゆる人から搾取して巨大企業を生み出した事を知ることになる。
- 2019年12月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入世界を席巻した製品はスティーブジョブス一人が作ったのではない。彼のアイディアですらなかった。タッチ操作やUIなどそれぞれの分野で技術オタク達が遊びのように楽しんで作っていったものが融合されて出来上がったもの。
偉い人がコンセプトや仕様を考えて開発陣がその偉い人の期待に応えるような作り方じゃ、もう世間に通用する商品はなかなか作れないんだと思います。これからは一部分でいいからその分野でとびぬけた才能や他人と違う考えを持つ人といかに多く繋がりを持つか、各分野で頼れる人脈を作っていくかが重要になっていくと思います。平均的になんでもできる人の価値は下がっていくんだろうなと想像させられました。そのうち平均的な人間ができることは機械ができるようになっていくかもしれません。
良書だと思います。
- 2019年10月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入iPhoneができるまで(開発・製造)の「裏側」を批判的に描いている。
- 2022年10月2日に日本でレビュー済みiPhoneに関する様々なトピックを網羅的にまとめた本。イノベーションが様々な偶然に左右されること、これまでの試作の延長上にあることなどを感じた。
短期的には2005年のモトローラ社とのROKRの失敗からの考察、中長期的にはモバイルコンピューティングの可能性を幅広く追求してきたこと、がiPhoneという製品に結実したのだと認識するようになった。これまで日本企業でも作れたのではという印象もあったが、幅広いコンピューターサイエンスの教養の蓄積が無いので無理だったのだと思う。
中国の質の高い大量の労働者の存在、各国の鉱山発掘で様々な原材料が手に入るようになったなどのテクノロジーとは関係の無い外部環境の変化も興味深い。
iPhoneリリースに携わった社員はほとんど辞めてしまったそうだが、それでも継続的にiPhoneを改善し収益源を拡大しているのは何故だろうか、と考えてしまった。
- 2020年5月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入Apple社については、GAFAの中でも一番情報が世の中にないのであまり知らなかったのですが、ジョブス氏生前の話ですがiPhoneがどうやってできたのか、またその時の社内の空気感や社員の動きなどが書いてあり読んでいて面白いです。それだけでなく、現在のiPhoneを製造するのに必要な素材や工場に関わる人達へも取材がされており、今時分が持っているiPhoneから世界の労働者について一考させられます。
- 2019年8月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入この本はiPhoneを技術と部品、原材料の観点でバラバラにし、スティーブ・ジョブスがiPhoneを一人で発明したという神話を、慎重に否定しながら、それぞれの要素の裏にある人々の物語を記したものである。iPhoneがどのように生まれ、そして製造されているかを知りたい人にはこれ以上の書は現状ないと思われる。
- 2021年6月1日に日本でレビュー済み何気なく読み始めたら面白く、引き込まれた。明解な技術論と社内の人間模様のバランスが秀逸。
エンジニアの仕事部屋にある日突然やってくるマネージャー
「君は優秀だと聞いている。今はまだ話せないプロジェクトに、これから、今から一緒に参加してほしい」
エンジニアは怪しげに思い迷うも、その日のうちに参加を決める。
「そして彼らの生活は少なくとも2年半の間は一変する。私生活がなくなるほど残業し、しかもその仕事内容を誰にも話せなくなるのだ。」222pより
秘密組織の映画かよとちょっと笑っちゃうほどドラマティックで真面目な内容。
後半の12章「メイド・イン・チャイナ」だけは少し雰囲気が変わる。われわれの携帯電話の中にこのような苦しみから生まれる部品はあってほしくない。労働環境はかなり改善されているらしいが、注視していきたい。この章のくくりでの深センの工場の話が印象的。自社の製品で従業員を監視するという内容だった。なんとも後味の良くない話である。
本書の多くの項目はサクセススストーリーで、ページ数が多いのにストレス無くさくさく読める。経営のハウツー本とは異なるが一読の価値がある。