SF的想像力で扱われるパンデミックってだいたい「感染者の9割が死ぬようなヤバいウイルスが蔓延して人類文明崩壊」みたいな話ばかりで、
新型コロナのような「めちゃくちゃ危険なわけではないがさりとて放っておくわけにもいかない中途半端なウイルス」がそれゆえに「社会を変える」という話は無かったと思う。
いま「コロナはただの風邪だ」「いいや恐ろしい伝染病だ」と人類が右往左往しているのは、現状が「過去に例のない事態」だからで、すなわちフィクションの中で「予行演習」ができなかったという点において、これはSF作家にとっては一種の敗北ではないのだろうか。
いや「なぜ想像できなかったのか」というのは半ば挑発で、もしそういうSFがあったのなら教えてほしいというのもある。
SF作家たちはどう思っているのだろう?
「そんなの面白くないから」は現実にコロナパンデミック下における社会の変化がかなり興味深い(という言い方は不謹慎かもしれんが)という点で否定できるね。
コロナパンデミックについてのノンフィクション小説を書いて10年前にタイムスリップして発表すれば間違いなく賞賛されると思う。
いまのところ「A Song for a New Day」がいちばんそれっぽそう。
ゲーム作家の中にそういうのに興味を持った人間はいたけど、SF作家の中に興味が出たやつがたまたま居なかっただけかと
予行演習になるような現実的な科学技術で、ダイナミックな展開のない地味な物語は、SFと呼ぶにはセンス・オブ・ワンダーが足りない気がする。サイエンスフィクションではあるけれど...
疫病による社会の変化に焦点を当てた例なら天冥の標の冥王斑とか有ったぞ
それ「めちゃくちゃヤバい疫病」タイプじゃん
ヤバいけど人類は崩壊せず、感染者が生き残るせいで社会を激変させた例でもあるでしょう
「誰が見てもヤバいとわかるウイルス」が社会を変えるのは当たり前で、 そういう類の変化のシミュレーションはSFがずっとやってきたけど、 新型コロナは「どのくらいヤバいかわから...
「どのくらいヤバいかわからない状態からのシミュレーション」なら正に該当してるぞ
でも結果的にはやっぱり「ウイルスがヤバいから社会が変わる」話じゃん。
おまえはSF作家のことをなんだと思ってるんだ・・・シミュレーション屋か?
シミュレーションがSFの面白さの重要な部分を占めているのは事実でしょ。見苦しいな。
え、違うけど・・・
というより社会が変わったんだ。 死を許容できなくなった。 ほんの数十年前は結核で人がバタバタ死んでも「それが人生」と諦めていた。
平均寿命が右肩上がりで増大していく時代。ジェットコースターの初まりみたい。
アメリカあたりはそうでもないけどな。 ここ10年ほどほぼ変わってない。 日本は経済力を生贄に寿命を伸ばし続けてるけどアメリカは寿命を伸ばす代わりに経済成長を至上の命題に置き...
アメリカはコロナで平均寿命だいぶ下がったみたいだし、これからさらに強くなるよなって思う。日本みたいに老人の命を守るために過大な経済的犠牲を払う国は圧倒的に負けることに...
経済を捨てるということは将来の人の命を捨てることに等しいという点については考慮されない。 等しいんですか? へぇ~はじめて聞いたな~
こういうアホがすぐ湧くからなあ
で、どこが等しいの?
日本経済がウンコすぎるせいで少子化しまくって生まれるはずだった子供の命は凄い勢いで棄損されてるからな。
それは等しいことの説明になってないよね
医療技術と衛生観念と独りで楽しめる娯楽サービスが際限なく向上して自らの首を絞めてるようなところがある。コロナ騒ぎが終わってからが本当にきついんじゃないか。
着陸拒否 (著)ジョン・J. ナンス 航空安全の専門家が描くパンデミック小説。ウイルス感染を理由に欧州各国から着陸拒否をされるジェット機の境遇は、ダイヤモンド・プリンセス号より...
疫病ではないけれど、ほんのりと地球が汚染されて、 人々は汚染に苦しみながらも、そこそこの人生を生きてゆくしかないんだ。 的な、救いのない後味の悪い話が、それに近い気がしな...
「SF作家」じゃないだろうけどTwitter医師団連中に叩かれてる岡田晴恵はコロナ禍前に「弱毒性」ウィルス感染症のパンデミックパニック小説を書いてるよ 隠されたパンデミック (幻冬...
これはまあ2009年新型インフルを下敷きにしただけだろうなあ
結局はインフルと同じだからなぁ わざわざSFで現実の二番煎じやってもしょうがなくね?
ビルゲイツのような有名人が以前から科学的、合理的に予測、警告してたんで、10年前にタイムスリップして発表したらビルに影響された着想で独自性が低いとして馬鹿にされるだろ。
ビルゲイツは小説を書いてない。はい論破。
新型コロナのような「めちゃくちゃ危険なわけではないがさりとて放っておくわけにもいかない中途半端なウイルス」がそれゆえに社会を変える、という話は無かったと思う。 あるよ...
コロナパンデミックについてのノンフィクション小説を書いて10年前にタイムスリップして発表すれば間違いなく賞賛されると思う。 10年前だったら、最近話題のあれに便乗した流行...
1年で収まる程度の話だからなあ
「現実にコロナパンデミック下における社会の変化がかなり興味深い」 いやフィクションとしては面白くないよ 事実ということでゲタはかせてもらって面白くみえてるだけ
「めちゃくちゃ危険なわけではないがさりとて放っておくわけにもいかない中途半端なウイルス」がそれゆえに社会を変える、という話 なら、みんな大絶賛シン・ゴジラでも再び脚光...
エヴァよりラーゼフォンかもなぁ
sf作家は預言者じゃないよw あくまで作家だぞ?
ツリーが見難くなるからリンクしないけど、別の増田に書いた大原まり子『薄幸の町で』は今の状況に近い。 少しだけ不自由になった日常生活の中で数日前まで健康だった身近な人があ...
anond:20210716203912
そういった感染症を題材に作品を作っても新規性がなかったんじゃないの。 まあ実際にはそういう作品も無かったわけじゃないのだろうが。 anond:20210717000606
わりと予言ぽい漫画 http://www.moae.jp/comic/inhand/1?_ga=2.171625765.440761245.1582511474-1545079134.1577336357
えっwできてないか?君は「特命リサーチ200X」を知らないな?
SFじゃないけど、ピート・ハミルの「愛しい女」の序章が、確か「都会では変な感染症が蔓延して田舎に逃げて行く人が多い」みたいな感じだった気がする。 今回のコロナ騒動で、この...
別に物語になるほど劇的なことなんてなにも起きてないじゃん みんな普通に暮らしてる
ここまで天冥の標なし
漫画のアイアムヒーローみたいなのでも、3巻ぐらいでお腹いっぱいだわ。 エンタメとして2時間映画のワクに収まらないのは売れないでしょ。 カフカのペストの焼き増しみたいになるん...
作品の題材としてつまらないからだろう。 ただ、既存のペストとかの伝染病を元にロックダウンを描いた作品ならある。 何を描きたいかだろう。題材にとっては伝染病はマクガフィンで...
いや、小説で現在のコロナ禍を買いてもSFファンが好む「面白いSF」にはならんやろ 政治もグダグダ、科学者もグダグダ、ワクチンもグダグダ、正しいのはきちんと検査して隔離するとい...
このあと、イーガンの「道徳的ウイルス学者」が予言的だったということになるんやで
エボラ出血熱のときにさんざんやっただろ。
まず前提として、SF小説は科学技術と人間社会の関係をテーマにした小説(ざっくりこう言って良いはず)なので、感染症をテーマにした小説はSF小説には分類されないと思う。 もちろん...