ヤマハ(株)は21日、CD-R/RWドライブ『CRW2200』シリーズを発表した。書き込み20倍速/書き換え10倍速/読み出し40倍速で、書き込みエラー防止技術“SafeBurn”を搭載。ATAPI対応内蔵型『CRW2200E-VK』とSCSI/ATAPI両対応内蔵型『CRW2200S-VK』の2モデルを用意した。価格はオープン(予想価格は未定)で、6月上旬に販売を開始する。
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『CRW2200E-VK』 |
両モデルは、CD-R書き込みで20/16/12/8/4/2/1倍速に、CD-RW書き換えで10/8/4/2倍速に対応したCD-R/RWドライブ。記録方式に、無段階で変速しながら一定の記録状態を維持する“Partial CAV”を採用。また、書き込みエラー防止技術として、同社の独自技術“SafeBurn”を搭載した。SafeBurnは、バッファーアンダーランエラー防止機能のほかに、8MBのバッファーメモリーを搭載し、バッファーアンダーランの発生を未然に防止するというもの。さらに、書き込みを開始する前に、メディアの許容領域に試し書きして、記録品位をテストし、最適なレーザーパワーなどを判断する“おまかせレコーディング機能”も、エラー防止機能として搭載する。
『CRW2200S-VK』は、専用SCSIコンバーターを着脱可能なため、SCSI型とATAPI型のどちらにも内蔵可能。両モデルとも、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder Gold for Windows』と『B's CLiP for Windows』が付属する。そのほか、同社では、両モデルと同一性能の外付けCD-R/RWドライブとしてSCSI対応型/IEEE対応型/USB2.0型のモデルを、7~8月に発売する予定という。
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