愛称は“北極精霊” 取り付け方向を変えられるチップセット用クーラー「Extreme Spirit II」がThermaltakeから登場予定!
2006年05月30日 21時07分更新
Thermaltakeからチップセット用クーラー「Extreme Spirit II」(型番:CL-0034)が6月2日に登場する予定だ。クリップの取り付け方向を変えられるため、ファンの向きを調整できるのが特徴で、同社によると「メモリスロットの方向に風が抜けるように取り付けることで、メモリなどの熱も飛ばすことが可能」という。
Thermaltake製のチップセット用クーラー「Extreme Spirit II」 | 4cmファンとヒートパイプを搭載している |
2本のヒートパイプを搭載した本製品は、すべて銅製で、熱伝導率を高めるためシームレスで半田付けがされている。ヒートシンクの冷却には、ブルーLEDを搭載した4cmファン(ファン回転数4500rpm/最大風量3.47CFM/騒音値19dB)を採用している。チップセットクーラーの取り付けは、基板に開いたマウンティングホールにピンで固定するタイプと、基板から飛び出しているクリップにひっかけるタイプの2種類。マザーボードによって取り付け方が異なるが、同製品はユニバーサルクリップデザインを採用しており、どちらのタイプのマザーボードにも取り付けできるように設計されている。6月2日発売予定で、予価はTSUKUMO eX.で3280円、CUSTOMと高速電脳で3480円。なお、スリートップ2号店でも価格未定ながら販売を予定している。
ちなみに、同社によると、日本では“北極精霊”という愛称を付けて販売するという。これは、「Extreme Spirit II」という製品名より親しみやすく、覚えやすいだろうということから命名したとのこと。NorthBridge用ということで“北極”(それは“North Pole”というツッコミはおいておくとして)、製品名のSpiritから“精霊”と名づけたそうで、気まぐれな精霊が冷やす=気分次第でファンの向きを変えられる、という意味もあるという。
クリップを回転させることで取り付け方向を変えられる。メモリスロットやPCIカードの方向に風が抜けるようクーラーを取り付けられる |
ベース部も含め、クーラーはオール銅製で、熱伝導率を高めるためシームレスで半田付けがされている | この個性的な妖精が同製品のイメージキャラクタ“北極精霊”だ。女性のようだが、今にも盗んだバイクで走り出しそうな顔をしている |