ミクシィ広告が奇跡を生んだ(28日)
2つの写真を並べることで、コラージュ的に1枚の画像にする。そんな写真遊びをした人もいるだろう。偶然並んだ二枚の画像が、ときに1つになることもある。28日、そんな偶然に出会ったユーザーの投稿が人気を集めた。
この2つの広告はミクシィに出稿されていたもの。女優の貫地谷しほりさんと、全身脱毛でムキムキの男性。この2つの写真が並び、ムキムキの貫地谷しほりさんのようなシルエットが一発でユーザーの目をひきつけた。
この奇跡のコラボにはツイッターユーザーも注目。「mixiなかなかやるな」「広告同士が勝手にマッチングしている」「このアイコラレベル高すぎる」「こういうインパクトのある広告が大事」「俺が広告主だったら抗議するレベル」と盛り上がった。
偶然のコラボレーションが驚異的な注目を集めたことで、これからこのような広告を出すケースが増えていく……かもしれない。
正しいのはテレビ? それともインターネット?(29日)
29日に開かれたワールドカップ決勝トーナメント1回戦。パラグアイにPKで惜敗したものの、ツイッターでは「日本、よくやった。胸を張って帰ってこい」と、口々にその健闘を称えた。
中でも注目を集めたのは、延長戦の末にPKでミスキックをした駒野選手だ。彼にはロベルト・バッジョ選手の言葉を引用して「PKを外せるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」と称えたり「お前がいなかったらPKまでいかなかった」と温かい声があがった。
騒ぎが起きたのは翌日のこと。モーニングショー番組「みのもんたの朝ズバッ!」で、駒野選手の母親が「皆さんに申し訳ない」と謝罪するインタビュー映像が流されたというツイートが流れた。その一言をユーザーは一斉にとりあげた。
「スポーツの本質、PKというものの難しさを知っていれば絶対にするべきことではない」「謝罪しろと言ってるようなもんだ。日本選手の頑張りに泥を塗る行為に抗議を!」「最低ですね。最低。なぜ労わない」と番組への批判もあがった。
だがその後、これは番組の一部から抜き出され、拡大解釈されたコメントだったことが判明。番組の制作者側がその言葉を引き出したものと勘違いされていたが、あくまで「誤解」だったことがわかった。
なお、今回のワールドカップでは日本戦が行なわれるたびに秒間ツイート数の最高記録を更新したとツイッター社が公式に発表した(公式ブログ)。「ツイッターで実況しながら観戦する」という日本独自のスタイルが定着したと言えるだろう。
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