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iPad Pro、MacBook Air、Mac mini……アップル2018年10月新製品まとめ 第27回

12.9型iPad Proオンリーで1週間、可能な限り仕事をした

2018年12月16日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII.jp編集部

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 筆者は10月30日に発表された「iPad Pro」を即日予約し、11月7日の発売日から愛用しています。12.9型/1TB/Wi-Fi+Cellularモデルを「Apple Pencil」、「Smart Keyboard Folio」とセットで購入したので、PayPay祭り中ならMAX5万円のボーナス、プラス各店舗のポイントが付与されたかと思うと目の前がクラクラしますが、そのぶん早くいじくり回せているのだから後悔はしていません。

 さて、今回ワタシがiPad Proを購入するにあたって当初から試してみようとしていたのが、PCワークをどのくらいiPad Proだけでこなせるのかということ。最上位モデルを購入したのもそれを見据えての判断です。と言うわけで、とりあえず1週間と期限を区切って、iPad Proだけで日々の仕事をこなし、エンターテイメントを楽しめるのかチャレンジしてみました。

Officeアプリ、Adobeアプリは
どのぐらい使えるのか?

 筆者がWindows PCやMacで日常的に使っているアプリは「Word」「Excel」などのOfficeアプリと、「Premiere」「Lightroom」などのAdobeアプリです。デスクトップ版のiOS版でどのくらい使い勝手に差があるのか心配していましたが、これはまったくの杞憂で、筆者の利用方法であればまったく問題なく実用的に使えました。

 元々ワタシは現在進行中の仕事のファイルはすべて「Dropbox」と「Creative Cloudストレージ」にアップロードしており、Dropbox、Word、Excel、「Premiere Rush」、LightroomをiPad Proにインストールすれば、すべてのファイルにアクセス可能でした。オンラインストレージのファイルを読み書きするためにはネットワーク接続が必要ですが、Wi-Fi+Cellularモデルを購入しているので特に意識する必要はありません。

 Dropboxを連携しておけば、Wordなど各アプリからオンラインストレージ内のファイルに自由にアクセス可能です。ただしネットワークに接続している必要がありますし、大きなファイルはダウンロードにそれなりの時間がかかります。

 上の写真のように、左側に製品公式サイトを表示してスペックを確認しながら、右側のWordで原稿が書けます。このような使い方をするためには、11型ではなく12.9型のほうが作業しやすいですね。

 iOS版のExcelはマクロに対応していませんが、筆者が日常的に作成しているファイルではマクロを使っていないので、デスクトップ版と変わらず表示、編集できます

 Adobe系アプリはこれまで「Adobe Premiere Pro CC」と「Adobe Lightroom Classic CC」を使っていましたが、今回を機にPremiere RushとLightroom CCに切り替えてみました。

 いまさらかよとお叱りを受けそうですが、マルチデバイス環境は便利ですねぇ。iPad Proに動画や写真を取り込んでおけば、移動中の電車内でiPhoneに持ち替えて動画を編集したり、写真の色味を調整して、すぐに仕事先に納品できます。もっと早くマルチデバイス環境を利用するべきだったと後悔しています。

 iPad Pro、iPhoneのどちらかのPremiere Rushでプロジェクトを作成すれば、両方から編集できます。また、手の込んだ編集が必要な場合でも、Premiere RushのプロジェクトをPremiere Proで開いて作業が可能です。ただし逆はできないのでご注意を!

 Lightroom CCで移動中に写真のセレクト、色味の調整を済ませておけば、帰宅後の作業時間を大幅に短縮できます。

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