今回は、神秘的な世界で戦うVRアクションシューティング「Singularity 5」を紹介しよう。本タイトルの舞台は、AIプログラム「ムーア」が率いる、グローバル化が進んだ2050年のパリ。プレイヤーの目的は、ロボットたちを倒しつつ、ムーアの神殿である女神を倒すこと。白や金で統一された未来感のある雰囲気が魅力的なタイトルだ。
ゲームは、ファクトリー内のエレベーターでロボットたちに襲われるところから始まる。最初は2丁拳銃で「ハンドガン」と「グレネードランチャー」の2タイプを切り替えながら敵を倒していく。
銃は手動でリロードできるほか、銃弾が尽きると自動でリロードする。時間はかかるものの、大量の敵を処理している際にリロードの心配をしなくて良いのはうれしい点だ。まとまった敵や重厚系の敵には、銃のほかに投擲武器である「グレネード」も活用できる。
本タイトルは「敵の攻撃を銃を用いて避けるアクション」を取り入れている。ロボットの中には、特殊なクリスタル攻撃を放つ敵もおり、銃を振り回してダメージを防ぐことができるが、一定時間クリスタルが付着しているとダメージを受けてしまう。攻撃を受けたら素早く振り払っていきたいところだ。また、敵の爆弾攻撃も同じく銃本体を当てることで跳ね返すことができる。
ガンシューティングゲームでありつつ、近接アクション要素も含まれているため、適度に体を動かしながらプレイができる。
ステージを進めていくと、新たな銃「マシンガン」が使えるようになる。ハンドガンに比べると、少々リコイルが難しいものの、一度の装填で大量の銃弾を撃つことができる。銃は片手ごと変更できるので、敵や好みに合わせて切り替え可能だ。
プレイ中は、オブジェクトや背景のグラフィックにも注目してもらいたい。敵はロボットだが、生命体のように細かくなめらかに動き、背景も思わず見入ってしまうほど美しい。
ステージは全部で5つ。前半は白を基調とした世界で神秘的だが、後半は白から黒へと変わってグッと不気味さが増していく。
難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3つから選択できる。イージーでも中々な難易度で、銃撃のテクニックに合わせて、敵を倒す順番などの戦略性も必要となってくる。難易度は若干高いが、美しい世界の中でシューティングを楽しんでみてはいかがだろうか。
©2019 142 avenue Daumesnil 75012 Paris. France
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