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MoguraVRのゲームとって出し 第119回

剣戟が楽しめるVRアクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」

2019年09月30日 17時00分更新

文● MoguLive

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 今回は「剣戟」を題材にしたVRアクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」を紹介しよう。本作は巨人「ガルガンチュア」とその軍勢を相手にさまざま近接武器を手に戦うというもの。最大4人までのオンラインマルチプレイに対応しており、友人や世界中のプレイヤーと共闘するこも可能だ。

 ゲームは本作の基本となる攻撃や立ち回りを学ぶチュートリアルから始まる。まずは「攻撃と防御」だ。敵の攻撃は方向に合わせて防具の盾で防ぐほか、剣で弾くこともできる。さらに、タイミング良く攻撃を弾くことで「パリィ」が発生し、相手が怯んだ隙に攻撃するチャンスが訪れる。相手の剣を弾き返す瞬間はコントローラーの振動も相まって、病みつきになりそうなくらい気持ちが良い。

パリィの瞬間

 しかし、敵の攻撃は速いため、最初の内はパリィを狙うタイミングがなかなか難しい。慣れない間は敵の攻撃を盾で防御し、疲れ切ったところを剣で斬りつけるといった行動が堅実だろう。

 剣と盾にはそれぞれ耐久値があり、攻撃や防御をする度に徐々に減少していく。耐久力の落ちた剣は攻撃力も低下するため、戦いながら耐久値の管理も忘れてはいけない。盾はステージ内に置かれたものを使い、剣は腰に付けた鞘に戻すことで耐久値を回復できる。

 また、チュートリアルでは「ステップ」や「エンチャント」といったアクションも学ぶ。本作は戦闘中も自由に動けるが、「ステップ」を使うことで相手の攻撃を素早く回避できるようになる。「エンチャント」は一定ゲージが溜まると発動可能、剣にエフェクトがかかり攻撃が強化される。エンチャントをかける際は手を剣にかざし、まさに自分が魔法をかけているかのような気持ちになる。

 本作にはチュートリアルを含む計80以上のステージが収録されている。各ステージにはクリアの他に各ミッションが用意されており、条件を満たすと武器がアンロックされる。レイピアやメイス、斧など好きな武器を手に取り、敵との戦いに挑める。ちなみに、戦闘は必ずしも「盾と剣」というわけではなく、両手に剣を持つといった攻撃重視のスタイルも可能だ。戦闘スタイルや出現する敵によって使い分けてみてはいかがだろうか。

 「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、スライド移動方式で進むアクションゲームだが、VR酔いは思っていたほど感じることはなかった。移動時に中心以外の周りを暗くしたり、移動速度を酔いにくいギリギリの速度に設定したりなど工夫されている。また、ステージクリア型なので短時間で遊びやすいのも良いポイントだろう。

 注意点を挙げるとするのであれば、プレイエリアの確保だろう。本作は体を大きく動かしたり、手を振り回したりして遊ぶため一定の広さを確保してから遊ぶ必要がある。その場から動いていないつもりでもプレイをしている内に思っている以上に移動するので、あらかじめ周囲に何もないことを確認しておこう。

 本作では最大4人のマルチプレイにも対応。協力して巨大なボスのガルガンチュアに挑戦できるステージも用意されているので、他プレイヤーと協力しながら一遊んでみてはいかがだろうか。

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