新たにハウジングサービスが追加され、セキュリティーに加えて可用性にも対応
さくらインターネット石狩データセンター、「SOC2保証報告書」を受領
2019年10月21日 13時15分更新
さくらインターネットは10月21日、石狩データセンターにおいて「SOC2 Type1 保証報告書」を更新、10月17日付で受領したと発表した。
SOC2(Service Organization Controls 2)保証報告書は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めるTrustサービスの原則および規準に基づいて財務報告目的以外の受託サービスに係る内部統制を評価した独立監査人による保証報告書。さくらインターネットでは2017年5月より、石狩データセンターのデータセンター共通サービスおよびコロケーションサービスについて、Trustサービスの原則および規準のうち「セキュリティー」を対象として受領している。
今回、新たに石狩データセンターのハウジングサービスを対象サービスとして追加。Trustサービスのカテゴリーについてもセキュリティーのほかに「可用性」にも追加対応した。これにより、SOC2 Type1 保証報告書の対象サービスは、「石狩データセンター データセンター共通サービス」(石狩データセンターで提供しているサービスを安定かつ安全に稼働するための基盤となる共通サービス)、石狩データセンター コロケーション、石狩データセンター ハウジングとなる。
同社ではこれまでも総合的な情報セキュリティーマネジメントシステムである「ISMS」の全社適用や「ISMSクラウドセキュリティ認証」取得、クレジットカード情報を安全に取り扱うことを目的に策定されたセキュリティー基準「PCI DSS」準拠などを行なっており、今後もセキュリティーの維持、向上に努めているとしている。