GMOクリエイターズネットワークは4月24日、「FREENANCE by GMO」のユーザーを対象にAIに関するイメージや活用状況などを調査した結果を公表した。
まず、「ChatGPT」をはじめとしたAIの進歩は、仕事に「良い影響をおよぼすと思う」とフリーランスの56.1%が回答した。具体的には、「仕事をする時間が減る(業務効率化ができる)」がトップで73%、次いで「新しいジャンルの仕事にチャレンジできる」「自分にはないアイデアを得ることができる」などの意見が多くみられた。
一方で、AIが「良くない影響をおよぼす」と感じている人は12.5%にとどまったが、具体的には「AIに仕事を奪われて、仕事の量や収入がダウンする」という意見が65.8%を占めた。
実際のAIの活用状況については、これまでにAIを活用「している・したことがある」という回答はおよそ4人に1人の25.6%だが、「していないが、今後活用したいと思っている」という回答は46.1%と、AIの活用に前向きな人が多いと考えられる。活用例としては、「メルマガやバナーの文章作成(Webデザイナー)」「プログラミングのサポート(ITエンジニア)」「デザイン業務の際のブレインストーミングに活用(コンサルタント)」などがあがった。
今回の調査では、フリーランスの多くはAIが仕事へ良い影響をおよぼすと考えていることがわかった。収入が安定しにくいという課題を持つフリーランスが、AIの進歩による収入減を懸念する声よりも、「業務効率化」や「新しい仕事へのチャレンジ」といった前向きな発想を持つ人が多いという結果になった。
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