RPA徹底比較セミナーでユーザックシステムがAutoジョブ名人の強みを語る

文●大谷イビサ 編集●ASCII

提供: ユーザックシステム

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ユーザックシステムはITトレンドが主催するオンラインセミナー「忖度なし! RPAツール徹底比較セミナー」に登壇した。デスクトップ型RPAを提供する3社が集まったイベントでは前半にプレゼン、後半は機能、使いやすさ、サポート、コストの4点で各社のアピールが披露された。

RPA徹底比較セミナーでユーザックシステムがAutoジョブ名人の強みを語る

ユーザックシステムの新堂謙介氏

作りやすさや安定稼働、サポート、続けられる価格で顧客を支援

 イベントで登壇したのはユーザックシステムの新堂謙介氏。RPAカスタマーサクセス事業本部 RPAシニアプランナーという肩書きで、初めてRPAやオートジョブ名人を知る人に向けて提案を行なっている。「業務も、お客さまも、『ステップアップ』するようなRPA活用をご提案できるよう心がけています」と語る新堂氏は、ユーザックシステムのAutoジョブ名人について改めて説明する。

 ユーザックシステムが今で言うRPAに当る業務自動化製品を発売したのは2004年。20年近い歴史を持つ老舗のRPAメーカーで、累積の販売本数もすでに5700本に上っている。「作りやすさ、安定稼働はもちろん、専任SEによるサポート、利用者同士のコミュニティ、さらにRPAを活用し続けられる価格をご準備している」と新堂氏はアピールする。

 特徴の1つ目は高精度シナリオ。初めての方でもロボットを作れて、かつエラーを起こさないシナリオ設計や機能を実装しているという。2つ目は手厚いサポートで、専用サイトが用意されているほか、無制限での問い合わせも可能。さらに導入企業ごとに専任のSEが付き、オーダーメードの導入支援を提供しているという。3つ目は受注業務に強いところで、「他社には負けない」(新堂氏)という。開発当初の自動化対象が受注業務だったのに加え、他社との協業により、さまざまな基幹システムとの連携ができる点が大きいという。

サービス紹介

 新堂氏は、ユーザーの声を紹介する。1社目は卸売業で、今までは得意先専用のWeb受注サイトから手作業で受注データをダウンロードしていたが、Autoジョブ名人で処理を自動化した。受注業務のRPAシナリオは名人マーケットというサイトから購入できたため、開発工数はゼロ。「安く、早く、簡単に受注業務の自動化を実現できた」と新堂氏は紹介する。

導入した顧客の声

 2社目の情報通信業は、もともと他社のRPAを使っていたが、難しすぎて活用できず、Autoジョブ名人に乗り換えた。前述した高精度シナリオの作りやすいというメリットに加え、エラーも減った。手厚いサポートによりRPA化も進み、自動化対象の業務も増えたという。

4つのポイントでAutoジョブ名人のポイントがわかる

 後半は、機能、使いやすさ、サポート、コストの4点でディスカッションが行なわれた。

 まずはRPAブームについて。RPAは2017年頃に一度RPAブームが来て、問い合わせが一気に増えたものの、導入にまで結びつかないという経緯があった。果たして現在はどうか? 新堂氏は「確かに当時は問い合わせで終わったことも多かったが、最近もう一度RPAを検討してみようという流れは来ており、お客さんによっては具体的にこの業務で自動化できないか?と聞かれることも多い。理解度はけっこう上がっていると思う」とコメントした。

 機能に関しては、新堂氏は「エラーが起こったときの対応が重要」だと指摘する。Autoジョブ名人には、RPAの動作を録画するレコーダー機能も用意されており、動画を渡せばユーザックシステムのSEが解析することも可能だという。また、エラーを起こさない仕組みとして、Autoジョブ名人独自機能であるタグ解析ビューアーで、HTMLやCSSなどの内部情報を取得し、操作対象のパーツを指定するので、座標指定や画像認識といった方法に比べて動作が確実だという。

 他社にない機能については、タグ解析ビューアーとスケジュール機能を挙げる。タグ解析ビューアーはWebページだけでなく、基幹システムなどのアプリのパーツを特定する内部情報であるタグを指定するためのツールで、作りやすさに加え、安定した動作にも寄与する。また、スケジュールに関しては、Windowsのタスクスケジューラーと異なった独自のスケジューラーを搭載するため、エラーが起こりにくいという。

 サポートについても注力しており、専任SEによる問い合わせ回数無制限のサポートを用意している。また、自動化を成功させるために、目標の期間を決めて専任担当者とスキルアップを目指す「カスタマーサクセスプラン」も提供している。ユーザックシステムのカスタマーサクセスプランナーとともに、業務の自動化でどのような成果を出していくかのプランを作成し、モデル業務を設定する。RPA開発担当者は、目標共有や進捗確認などをプランナーと実行し、自動化や業務改善までの精度を高めていけるという。

 最後のテーマはコスト。Autoジョブ名人の場合、ライセンスに関しては、開発版と実行版の2種類が用意されているのが特徴的だ。開発版はシナリオを作って、修正し、実行でき、実行版はシナリオの実行のみ可能。「弊社がシナリオ開発を担当したり、同じ業務を2台で動かす場合などは実行版が利用できる」(新堂氏)。年間ライセンスで開発版が1年で60万円、実行版が1年で18万円となる。

 新堂氏は「1社でもRPAに興味を持ってくれたらうれしい。問い合わせいただけければ、直接相談にのりたい」と語り、セミナーを終えた。

■関連サイト

(提供:ユーザックシステム)

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
07月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
11月