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小さなオフィスや店舗のWi-Fi 6導入でおすすめできる「間違いのない」選択肢はこれ!

ビジネス向けWi-Fi「HPE Networking Instant On AP21」が安心して選べる3つの理由

2025年01月20日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ダイワボウ情報システム、日本ヒューレット・パッカード(HPE)

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豊富な機能を備えるWi-Fi 6アクセスポイント「HPE Networking Instant On AP21」

 中小規模のオフィスや店舗、工場、宿泊施設などで、信頼性が高く導入しやすいネットワーク機器として知られる「HPE Networking Instant On」シリーズ。その中でもいま、Wi-Fi 6アクセスポイント「HPE Networking Instant On AP21」(以下、Instant On AP21)が人気を集めているという。

 このモデルが人気を集める理由は、小規模なスペースへのWi-Fi導入において「安心して選べる製品」「間違いのない選択肢」だからだ。3万2000円程度と求めやすい価格であるにもかかわらず、ビジネス/業務利用向けに設計されたハードウェアの信頼性とパフォーマンス、柔軟な拡張性、誰でも設定や運用ができる簡単さといった特徴を合わせ持つ。

 この記事では、中小規模のビジネスネットワークでInstant On AP21が「安心して選べる」理由を大きく3つに分けて、分かりやすく説明しよう。

【安心の理由・その1】高度なスキル不要で簡単、導入しやすい

 安心して選べる1つめの理由は「高度なスキルが不要、手軽に導入できる」というものだ。

 そもそもInstant Onシリーズは、中小オフィスや店舗などにおいて、ビジネスクラスの信頼性を持つネットワークを、誰でも手軽に導入できるよう設計された製品シリーズである。

 ハードウェアには、エンタープライズ(大規模企業)向け製品で鍛えた技術や部品を採用して、信頼性やパフォーマンスを高めている。その一方、それをクラウドで管理するソフトウェア(モバイルアプリやWeb)は、高度なスキルを持たない管理者でも簡単に設定/運用できるようデザインされている。

Instant Onのネットワーク管理画面(スマホアプリ、Web)。どちらもシンプルで分かりやすいデザインになっている

 ビジネス向けネットワーク機器であるにもかかわらず、導入しやすい価格帯であることも魅力だ。本体価格も比較的安価だが、クラウド管理サービスのライセンスは管理する機器の台数にかかわらず永年無料である点が大きい。

 そして、どこからでもクラウドを介してリモート監視/管理ができる点も、専任のIT管理者がいないオフィスや店舗では特に役立つだろう。

 同シリーズには、Wi-Fi接続できるデバイス台数や設置場所(屋内/屋外)の異なる多数のアクセスポイントがラインアップされている。導入場所や利用目的に応じてモデルを選べば、1台でも複数台(モデルの混在も可能)でも、1つのアプリでまとめて管理できる。

「HPE Networking Instant On」アクセスポイント一覧。接続デバイス台数に合わせてラインアップされているので、モデル選択も簡単だ

 今回取り上げるInstant On AP21は、Wi-Fi 6アクセスポイントで最も安価なエントリーモデルの製品である。同時接続デバイス台数は「最大50台※注」で、小規模なオフィス、会議室、店舗などへの導入に適している。本体サイズがコンパクトで(145×145×51mm、255g)、天井/壁への取り付けができるので、部屋の見た目を損なわずに設置が可能だ。

※注:一部のコンシューマー向け製品とは異なり、Instant Onシリーズでは、接続したすべてのデバイスが同時に通信しても実用に耐える台数を「同時接続デバイス台数」として公開している。そのため、実際に必要なアクセスポイントのモデルや台数が分かりやすい。

 導入時のセットアップ(初期設定)もとても簡単だ。本体にLANケーブルと電源アダプタを接続し、専用のスマートフォンアプリを起動して、画面指示どおりに操作していけば、10分もかからずにセットアップが完了する。

 なお、Instant On AP21はルーター機能を内蔵している。つまり、すでにルーターが導入されている場合は「アクセスポイント」として、ルーターがない場合は「ルーター+アクセスポイント」として動作させることができる。この設定も、セットアップ時に選ぶだけなのでとても簡単だ。

本体には電源アダプタ、LANケーブル、天井/壁への取り付けクリップが同梱されているので、これだけですぐに設置ができる

(1)スマホアプリを起動しログイン (2)本体貼付のQRコード、またはバーコードをカメラでスキャン (3)「アクセスポイント」「ルーター」モードの選択

(4)Wi-Fiネットワーク設定もシンプル (5)ほとんどが自動設定でセットアップが完了した (6)ふだんはトップ画面(ダッシュボード)の「健全性」だけをチェックすればよい

【安心の理由・その2】ビジネス向けの安定性/拡張性/サポートで長期に使える

 安心して選べる理由の2つめは「導入後は長期にわたって使える」というものだ。

 先に触れたとおり、Instant Onシリーズでは、エンタープライズ向けのネットワーク機器で培われた技術や部品を採用して、ビジネスネットワークとしての安定性や堅牢性を高めている。この点が、コンシューマー向け(一般家庭向け)Wi-Fiルーターとの大きな違いだ。

 Instant On AP21を購入すると、一般的なコンシューマー向け製品よりも長い、2年間の無償保証が付属する。万が一、本体が故障した場合には無償交換が受けられるわけだが、そもそも「壊れにくいから」こうした長期保証が実現しているとも言える。ちなみに、この2年間はチャットでの製品サポートを受けることができ、最初の90日間は日本語による電話サポートにも対応している。

 長期間使ううえでは「ネットワークの拡張とアップグレード」も視野に入れておくべきだ。数年後には、Wi-Fiが使えるエリアの拡大、Wi-Fi接続するデバイス台数の増強、Wi-Fi 6E/7以降の新しい規格のデバイスへの対応といったニーズが生まれるはずだ。そのとき、まだ使えるアクセスポイントを新しいものに入れ替えて無駄にするのは惜しい。

 Instant Onシリーズの場合、ネットワークは拠点(サイト)単位で管理する仕組みとなっている。アプリを使ってこのサイトに新しいアクセスポイントを追加すれば、2台目以降のアクセスポイントにも同じ設定情報(Wi-FiのSSID/パスワードなど)が同期され、Wi-Fiエリアが簡単に拡大できる。異なるモデルのアクセスポイントを追加することもできるので、たとえば接続デバイス台数が増えた部屋に上位モデルを追加し、Instant On AP21はほかの部屋で引き続き使うといったこともできる。

⇒ 詳しくはこちらの記事で …  ●小規模オフィス/店舗ネットワークをWi-Fi 6へ手軽、安価にアップグレード!Arubaのプロにコツを聞いた

 アクセスポイントを増設する際に、LANケーブルが敷設できない場所に設置したいこともあるはずだ。Instant On AP21は、ほかのアクセスポイントとWi-Fi接続する方式(メッシュWi-Fi)にも対応しているので、設置場所が柔軟に選べる。この点も、ネットワークを拡張して長く使ううえでは便利だろう。もちろん、通常どおりLANケーブルで有線接続することもできる。

(1)アクセスポイントの追加も指示どおりに進めればよい (2)メッシュWi-Fiでエリアを拡大できる (3)異なるモデルのアクセスポイントをメッシュ接続してみた

 カフェやレストランといった店舗や、ホテルなどの宿泊施設では、来訪客向けのサービスとして「ゲストWi-Fi」を提供したいというニーズもあるだろう。Instant Onシリーズでは、従業員向けのメインネットワークと隔離されたゲストWi-Fiを、簡単かつセキュアに設定できる機能がある。「Wi-Fi Enhanced Open」モードやゲストポータルにも対応している。

⇒ 詳しくはこちらの記事で … ●ゲストWi-Fiも簡単設置、「HPE Aruba Instant On」なら無料でここまでできる!

【安心の理由・その3】高度なセキュリティ機能も簡単に設定

 安心して選べる3つめの理由として「高度なセキュリティ機能も簡単に設定できる」ことが挙げられる。

 ビジネスネットワークである以上、セキュリティは不可欠の要件だが、一般にセキュリティの設定は複雑で難しく、運用と監視にも手間がかかる。だが、Instant Onシリーズの場合、豊富なセキュリティ機能を備えつつ、運用監視の悩みを軽減する自動化、設定の簡素化が図られている。

 たとえば、アクセスポイントやスイッチのファームウェア(内蔵ソフトウェア)は、デフォルトで自動更新されるよう設定されている。管理が行き届かず、ファームウェアの更新を忘れているというリスクが、手間をかけずに防げるわけだ。

 また、インターネットの利用目的を制限するかたちで、セキュリティリスクの高いサイトへのアクセスをブロックできる。Instant Onシリーズは、サイトのカテゴリを分類するデータベースを備えているので、ブロックのポリシー設定は、アクセスを禁止したいサイトのカテゴリにチェックを入れるだけだ。

 前述したゲストWi-Fiは、デフォルトで「インターネットアクセスのみ」が許可される設定になっており、ゲストWi-Fiから従業員向けのメインネットワークにはアクセスできない。それに加えて、業務ネットワークの利用をゲストWi-Fiが圧迫しないように、帯域幅やアクセスできるカテゴリに制限をかけることも簡単にできる。

 そのほかにも細かなセキュリティ設定が可能だが、中小オフィスや店舗の管理者にとって最も重要な点は、やはり「高度なスキルや知識を持たなくても、手間をかけずにセキュアなネットワークが構築できる」ことだろう。Instant Onシリーズならば、それが実現する。

(1)アクセスポイントのファームウェア更新は自動的に行われる (2)インターネットアクセスの制限は「カテゴリ」を選択するだけだ (3)ゲストWi-Fiの帯域幅制限も簡単に設定できる

* * *

 Instant On AP21は、Instant Onシリーズが備えるさまざまな便利機能が使えて、なおかつ手ごろな価格で導入できる“コスパの高い”Wi-Fi 6アクセスポイントである。

 中小規模のオフィスや店舗でWi-Fiを導入する際には、コンシューマー向けのWi-Fiルーターも選択肢に入ってくるため悩ましい。しかし、「長期にわたって安定稼働するビジネスネットワークを構築する」という本来の目的を考えると、やはりビジネス向けに設計された製品に軍配が上がる。Instant On AP21は「間違いのない」選択肢と言えるだろう。

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