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6年ぶりのメジャーアップデート「TMPGEnc Authoring Works 7」
2022年12月7日 16:00
ペガシスは、DVD/Blu-rayオーサリングソフト「TMPGEnc Authoring Works 7」のダウンロード版を12月15日に発売する。価格は13,420円。パッケージ版はオープンプライスで、2023年3月発売予定。6年ぶりのメジャーアップデートとなる。
TMPGEnc Authoring Worksは、映像劣化を極力防ぐスマートレンダリングエンジンと、高画質を誇るエンコードエンジンを組み合わせたオーサリングエンジンを備え、「高速で且つ高画質なメニュー付きDVD、Blu-ray、AVCHDの作成を可能とする最高クラスのオーサリングソフトウェア」という。
新バージョンでは、最新フォーマットへの入力対応、新たな進化を遂げたカット編集画面、焼き付け字幕への対応やVulkanでのハードウェア支援対応など、多くの改良と機能拡張を行なっている。
メニュー編集においては、ユーザーフィードバックを主体に、メニュー構造設定の大幅な拡張や詳細なトラック/チャプター動作設定に対応。従来よりも更にオリジナル性の高いメニューを作成できるという。
主な追加機能は以下の通り。
- H.265/HEVC 4:2:2 10bit 入力に対応
- Apple ProRes映像ストリームの入力に対応
- キヤノンCinema Raw Lightの入力に対応
- XAVC HS入力に対応
- ALAC 音声入力に対応
- Opus Vorbis音声入力に対応
- プロキシファイルコーデックにGoPro Cineformが利用可能に
- タイムコード表示での編集に対応
- クリップ編集画面上のプロジェクトファイル保存に対応
- プロジェクト復元機能を搭載
- トランジション効果にイージングを追加
- タイトル/マルチストリームの事後解析に対応
- マウスホバーで任意の場所を簡単にサーチ可能に
- 高速となったドラッグシーク機能+シーク用インデックス作成機能
- 現在フレーム情報表示機能
- プレイヤーコントローラーの分離に対応
- プレイヤーコントロールボタン表示変更に対応
- 最終編集位置のレジューム復帰に対応
- 音声スクラブ/早送り音声再生に対応
- 拡大倍率が向上したプレビューコントロール
- 任意選択範囲のクリップ登録に対応
- キーフレームマーカー/クリップ分割点の直接移動に対応
- "Vulkan" でのハードウェアフィルタリングに対応
- 焼き付け字幕の追加に新たに対応
- 字幕ルビの自動変換に対応
- RTL言語の入力に対応
- WebVVT字幕の入力・保存に対応
- カット編集後の字幕ファイル保存・読み込みに対応
- 音声ボリューム調整にラウドネス基準を追加