東京都総務局総合防災部防災計画課 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 電話:03-5320-7892
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2021年10月に始まったドラマ「日本沈没―希望のひと―」(TBS系)の視聴率が好調だそうだ。SF好きの筆者も、録画して見ている。本家である故小松左京氏の『日本沈没』はもちろん、そのパロディーである筒井康隆氏の『日本以外全部沈没』も、これまでに何度か読み返している。そこそこ思い入れのある作品なのだ。 ネタバレになるので詳細は書かないが、ドラマの舞台は23年の東京。俳優の小栗旬氏が演じる環境省の官僚が、日本沈没という国家の危機に立ち向かう内容だ。政治家が主人公だった映画「シン・ゴジラ」(16年)の影響を受けている印象。正直に言って、ドラマの出来に満足しているわけではないが、地球温暖化対策を推進する環境省の官僚を主人公に据え、地殻変動に気候変動というテーマを絡めて時事性を出そうと苦労したことは伝わってくる。 ドラマでは、日本沈没に先立って関東沈没が起こることになっており、東京都などが豪快に水没
台風19号で浸水被害が相次いだ、多摩川沿いの東京と神奈川。避難所に人があふれるなど、人口が集中する首都圏ならではの問題が起きました。その現場を取材していて、ふと気になったことが。「ハザードマップは真っ赤なのに、新築の家やマンションが多いな…」。なぜ、リスクのある土地に家が建つのか?集められるデータを手がかりに、その原因を探ってみました。 (社会部記者 齋藤恵二郎 今村清人) 人口が増え続ける東京都と神奈川県。浸水のリスクがある地域でも、人口は増えているのか。 まず、多摩川沿いの23の市と区のオープンデータを集めました。 集めたのは、洪水ハザードマップの元になる国の「想定最大規模の浸水想定」と、「町丁目」ごとの住民基本台帳の人口データ。 コンピューターのGIS=地理情報システムで可視化し、「町丁目」の地区を、浸水域とそれ以外に分けた上で、5年前からことしにかけての人口の増減を調べました。
天災の真の恐ろしさは、災厄そのものがもたらす「直接被害」に留まらず、「二次被害」を生み出す点にある。各地を物理的に破壊するだけでなく、人の「性(さが)」を剥(む)き出しにして人間関係をも瓦解させるのだ。 【写真】浸水で「死者」が出てしまったマンション 日を追うごとに明らかになる台風19号による甚大な被害実態。そして今、「二次被害」も徐々に表面化し、深刻化しつつある――。 「一日中ひっきりなしに、嫌がらせ電話の音が鳴り響いています」 疲労の色を滲(にじ)ませてこう語るのは、「二子玉川の環境と安全を考える会」(以下、二子玉川会)の代表だった男性の夫人である。 「ひどい時には1時間に4件くらい掛かってくる。『お前らのせいで家じゅうが水浸しだ。どう責任を取ってくれるんだ!』と怒鳴られたこともあります」 東京都と神奈川県の間を縫うようにして流れる多摩川は氾濫し、死者が出た。首都の東側を流れる荒川や江
全国の河川の水位や降雨の情報など、水災害に関する様々な情報を紹介しています。
24年経っても、多くの神戸っ子にとって1月17日は特別な日だ。 もっとも私は、当時小学2年生だったし、被害の軽い神戸市西区に住んでいたので、深い思い出はない。震災当日も呑気に幼馴染と学校へ向かっていたところ、電気が止まってつかなくなった信号のもとで交通整理をしていた教師に「何やっとんねん!はよ帰れ!」と追い返されたくらいだ。延々と続く安否情報に飽き飽きしながらも、少しでも明るく振る舞おうとしてくれた大人たちの姿はぼんやりと記憶に残っている。まだ当時は、本当の苦労は知らなかったのだ。 震災のことに関して、むしろ記憶に残っているのは、高校生の時分にインターンシップという名目で遊びに行っていた会社で受け取った「災害対応マニュアル」と書かれた小さな冊子のことだ。 地場のシステム屋が、リクルーティングと宣伝を兼ね社長の気まぐれで夏休みの期間に始めたものだったが、初日に「手の空いたときにでも読んでおい
東日本大震災。 東日本全体で21000人もの人が命を失い、または行方不明となりました。私も被災し岩手県陸前高田市米崎小学校の体育館で二ヶ月間にわたり避難所生活をしながら避難所運営を経験しました。 多くの人に助けられ過ごした時間です。この場をお借りして、日本中の人に御礼を述べさせていただきます。 本来であれば、避難所運営の一例として記録と御礼だけに留めるべきことですが、次の万が一の時のために避難所運営の改善点とご支援をいただいた際に気になった点を記させていただきます。 両親と妻と一男二女の7人暮らしをしていました。両親とも同じ米崎町生まれで、昭和35年のチリ地震津波の被害も経験しています。妻は同じ岩手県内でも内陸の一関市生まれなので、結婚するまで津波に対する防災教育を受けずに育ちました。 震災時、子どもは小学校一年の長女と保育園年長組の次女は学校と保育園へ。1歳6ヶ月の長男は自宅で妻と一緒で
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 教授。専門は小児科学、小児神経学、国際医療協力、育児学。『赤ちゃんはてな 赤ちゃんがわかる育ちのガイドブック はじめて出会う育児シリーズ』(小学館)、『特別支援教育のためのアスペルガー症候群の医学』(学習研究社)など著書、監修書多数。 みやした助産院院長。神奈川県立衛生看護専門学校助産課程講師 日本助産師会本部安全対策委員等助産師としてこれまで約4000人の命の誕生をサポート。母乳外来も併設し、自然なお産と母乳育児を支援している。 スリープクリニック調布院長。医学博士。 睡眠医療認定医、精神保健指定医。祖父、父、息子の三代で80年以上睡眠研究を続け、最新の調査結果や多くの臨床経験から理想的な睡眠環境の提案を行っている。また、長男の入園までの子育てを自身が担当していた経験をもち、実体験もふまえた実践的なアドバイスを含め、乳幼児期からの睡眠管理の
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