騎兵と歩兵の中世史 (歴史文化ライブラリー)posted with amazlet at 10.08.06近藤 好和 吉川弘文館 売り上げランキング: 133318 おすすめ度の平均: 中世武器・甲冑好きの必読書 研究者にオススメ Amazon.co.jp で詳細を見る サムライ、武士の武器といえば何と言っても「刀」のイメージがありますが、もともと武士のメインウェポンは「弓」の方だったことはわりと知られています。いわゆる日本刀を二本ざしして、徒歩で使う剣術に優れた武士は、戦争がほぼ無くなった江戸時代のイメージです。そもそもの武士は馬に乗り、弓をひいて戦っていたことから、武士の道のことを「弓馬の道」といいます。 つまるところ、初期の武士とは弓騎兵です。アラブやモンゴルの弓騎兵と比べると鎧が重装備ではあります。とはいえメインウエポンは弓を使い、太刀は主に落馬後の組討に使用していたようです。 武