触れると致命的。研究の途中で思いがけず「毒の書物」が発見される2018.07.09 18:3045,139 岩田リョウコ 「毒の娘」ならぬ毒の書物。 昔の書籍を調査・分析するというのはよくあることですが、まさか調査していた古い本に致死量のヒ素が含まれているなんて思いもしませんよね。今回、大学の図書館で偶然、16世紀と17世紀の毒入り本が3冊も発見されたのです。 発見したのは南デンマーク大学の研究者HolckさんとRasmussenさん。彼らは当初から毒入りの本を探していたわけではありませんでした。中世の手書き写本をリサイクルして表紙として使っている本が3冊あり、その写本に隠れた文字を読み明かそうと試行錯誤していて、偶然発見してしまったとのこと。 隠れたラテン文字を解読しようにも、写本には緑色の塗料がべったりと塗ってあって判別不能な状態。そこで彼らは、蛍光X線分析と呼ばれるスキャンを使って解
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