【本稿は2020年2月現在の情報です】 エスパルスの2020シーズンは、劇的な変化から始まりました。社長・GM・監督が揃って交代し、リブランディングでエンブレムも刷新。外国籍選手を中心とした積極的な補強で、選手層も厚くなりました。 また、運営(サービス)面でも、ダイナミックプライシングの導入、席割りの変更(指定席の増加)、シーズンシートのICカード化、リセール・譲渡サービスの開始など、観戦者を取り巻く環境が変化しています。 ソフト面が進化する一方で、既存のホームスタジアムであるIAIスタジアム日本平(以下「アイスタ」)は、ハードに起因する多くの懸案事項を抱えていますが、さまざまな制約もあり一向に改善の兆しが見られません。 こうした中、山室社長が2月6日に静岡市長を表敬訪問した際、スタジアム新設を直訴したほか、2月9日には市民有志によるシンポジウムが開催されるなど、スタジアムの新設機運が高ま