簡易投稿サイト「ツイッター」での政策論争は是か非か--。大阪府の橋下徹知事が、大阪市の平松邦夫市長に仕掛けた議論を巡り、論争が広がっている。橋下知事は「議論を府民に見てほしい」としてツイッターでの意見交換をあおるが、平松市長は「字数が少なく議論に不向き」と応じていない。専門家の間でも賛否が分かれる政治家の「つぶやき論争」。4月の統一地方選を前に、果たして広がりを見せるのか。 議論を仕掛けたのは、地域政党「大阪維新の会」代表とのプロフィルで1日にツイッターを始めたばかりの橋下知事。大阪・堺両市を解体し「特別区」に再編する「大阪都構想」について、5日のツイッターで「なぜダメなのか?」と、構想に反対する平松市長に議論を呼び掛けた。 これに対し、昨年5月からツイッターをしている平松市長は「議論の場には適さない」と返答。その後、橋下知事は出張先のインドからも含め、40回以上も平松市長につぶやき続けた