例えば、ヨーロッパの学校に行けば、遮音のためにヘッドフォンをしている子の姿を見ることは珍しくありません。また、隣の席との間にパーテーションを立てて、気が散らないようにしている子がいたりもします。バランスボールやバランスボードを使って学習している教室もあります。 また、私が見学したある学校では、授業中、基本的には同じ課題を与えられている状況の中で、廊下でラグを敷いて寝転びながら勉強している子、パソコンを使って打ち込みをしている子、グループディスカッションをしている子たちなど、様々な方法・スタイルで学ぶ子どもたちの姿が見られました。 (武田緑『読んで旅する、日本と世界の色とりどりの教育』教育開発研究所、2021) こんばんは。なぜ日本の学校では、ヨーロッパの学校のような《様々な方法・スタイルで学ぶ子どもたちの姿》が見られないのかといえば、それは日本の学校が態度主義だからでしょう。 朝会のときに