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歴史学に関するBasilio_IIのブックマーク (141)

  • 「史料学」講義 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    文書・絵画・遺跡・村落・祭りや伝承…。過去の人々が作り、関わったすべての物に歴史が宿っている。文字の配置、印の押し方、絵画の発注者、石塔の形、城館の分布など、さまざまな「史料」を横断して、その特質と分析方法について、図版を交えて講義形式で平易に解説。史料が作られた目的や機能を知れば、過去の社会や人々の思いが見えてくる。 はじめに 第一部 「史料」とは何だろう? 第一講 史料とは何か① 歴史と史料の関係 史料にはどんなものがあるか 歴史にはどんなものがあるか―歴史と史料の相互関係 史料の区分 史料から情報を引き出すには―「6W1H」ということ 史料を観察する 具体的な史料の例 第二講 史料とは何か② 史料をめぐる「統一理論」 植物は史料か 植物と人間の関係史 動物は史料か―「豚に歴史はあるか」 個体としての動物は史料か 物としての史料と伝承としての史料 物としての史料と文字としての史料 史料

    「史料学」講義 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
    Basilio_II
    Basilio_II 2024/12/01
    "動物は史料か―「豚に歴史はあるか」   個体としての動物は史料か"
  • E2743 – デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告>

    デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告> 東京大学史料編纂所・菊地智博(きくちちひろ) 2024年9月7日、東京大学史料編纂所はシンポジウム「デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働」をハイブリッド形式で開催した。科研費「日近世史料学の再構築」(23K21964)の成果を基礎として、紙史料とデジタルデータとの有機的結合のもとに歴史情報を公開するあり方の考察から、デジタル化と歴史研究の未来を探ることを目的とするものである。対面・オンラインあわせて81人の参加者を得た。以下、その概要を紹介する。 司会は立石了(東京大学史料編纂所)が務めた。まず杉史子氏(東京大学名誉教授・東洋文庫研究員)から趣旨説明があり、続けて4人が報告を行った。 ●第一報告「「編纂知」のDX―大日維新史料『井伊家史料』・『松平昭休往復書翰留』編纂とデータベース構築の経験から」 筆者が、史料

    E2743 – デジタル化と歴史研究の未来―人文学・社会科学の協働<報告>
  • 「なにが歴史的事実かという議論になると、限りない泥沼に陥っていく」 慶應大教授に聞く、歴史学のプロセスとその意義

    慶應義塾大学経済学部教授の松沢裕作氏による新書『歴史はこう考える』(ちくま新書)が、9月9日の発売直後に重版が決定するなど、歴史好きの間で話題となっている。 同書は、史料をひたすら読み込んだり、あるいは過去の出来事の是非について論争したりといったイメージが先行する歴史学者たちが、実際にはどんなプロセスを経て研究をしているのかを、さまざまな論文の例を挙げながら著した一冊だ。 昨今のSNSなどでは、歴史に関しての論争が繰り広げられることが多く、特に「なにが事実か」を巡ってぶつかり合うケースが目立つが、松沢氏はそのような論争の前に、まずは歴史学のプロセスを知ることが重要だと説いている。その真意について、詳しく語ってもらった。(編集部) 松沢裕作『歴史学はこう考える』(ちくま新書) ――書『歴史学はこう考える』は、早くも重版が決まるなど、大きな反響を呼んでいます。 松沢裕作(以下、松沢):こんな

    「なにが歴史的事実かという議論になると、限りない泥沼に陥っていく」 慶應大教授に聞く、歴史学のプロセスとその意義
  • 歴史学はこう考える 松沢 裕作(本文) - 筑摩書房

    紹介 史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかしたいのは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。 目次 はじめに――歴史家は何をしているのか 第一章 歴史家にとって「史料」とは何か 1 根拠としての史料 2 記録を残す 3 記録を使う 4 歴史学と文書館 第二章 史料はどのように読めているか 1 史料の引用と敷衍――史料批判の前に 2 逓信次官照会を読む――「史料があること」が「何かがおこなわれたこと」を示す場合 3 新聞記事を読む――史料に書いてあることをどの程度疑うか 4 御成敗式目を読む――史料の書き手と歴史家の距離 第三章 論文はど

    歴史学はこう考える 松沢 裕作(本文) - 筑摩書房
  • 「歴史」の世界史 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

    世界の諸地域において、歴史的な考え方、歴史の記録・記述、そして歴史の方法はいかにして生まれ、展開したのだろうか。書は、ヨーロッパで発達した歴史の考え方、叙述の方法(「歴史」)が、非ヨーロッパに拡大し、そこでの土着の歴史と遭遇したとき、どのような変化が生まれるのか、この相互の「歴史」の「連動」関係を丹念に追う。古代近東における最初期の歴史叙述から、現代の歴史学をめぐる最新トピックと議論までをカバーする、ダイナミックな書。 原著:Daniel Woolf, A Concise History of History:Global Historiography from Antiquity to the Present, Cambridge University Press, 2019 [ここがポイント] ◎ 原著は好評を博したウルフ著、A Global History of History(C

  • 歴史をどう書くか | カルロ・ギンズブルグの実験 | みすず書房

    わたしたちが生きているのは「歴史なき時代」である。資主義社会が自動制御装置を備えたハイパーリアルなシステムへと変貌するなかで、「歴史感覚」や「歴史意識」はノスタルジーとされる。歴史学はいかにして現実に接近できるのか。そもそも歴史はどのようにすれば書かれうるのだろうか。 答えを求めて、著者は現代イタリアを代表する歴史家のカルロ・ギンズブルグが試みてきたさまざまな「実験」に着目する。ギンズブルグはみずからの探求と推理の過程を隠さずに語りつつテクストを織りあげてきた、歴史の実務家にして理論家なのだ。 フィクションの語りと歴史の語りは区別できないとする《表象の歴史学》への批判。出発点でなく到達点から光を受け取って真実をめざし進んでいくエッセイという方法。証拠は現実への「開かれた窓」なのか、接近を閉ざす「壁」なのか。《徴候解読》《美術鑑定と歴史学》《イーミックとエティック》《IT時代の文献学》など

  • 「身分」を交差させる - 東京大学出版会

    とフランスの近世史の研究者による歴史学の成果をふまえ、現代の歴史学の潮流が浮き彫りになる比較研究。日史と西洋史、そして社会史や都市史といった枠組のなかで議論されてきた「身分」とは何かという問いを、さらに追究することによって、新たな歴史学の展開を試みる。 序章 交差する歴史家、交差する過去――「身分」をめぐって(高澤紀恵、ギヨーム・カレ) I 身分を語る 第一章 比較から交差へ――アンシアン・レジーム期のフランスと江戸時代の日の社会力学を交差させる(フランソワ=ジョゼフ・ルッジウ/竹下和亮訳) 第二章 日近世の身分と社会(森下 徹) 第三章 慶長一七年、院内銀山と周辺地帯の関係構造(吉田伸之) クローズ・アップ 1.日史における「身分」の語義(牧原成征) 2.フランスにおける「身分」(エリ・アダッド/竹下和亮訳) 3.二宮宏之「フランス絶対王政の統治構造」をひらく(竹下和亮) Ⅱ

    「身分」を交差させる - 東京大学出版会
  • 歴史学研究法 今井 登志喜(著/文) - 筑摩書房

    初版年月日 2023年6月8日 書店発売日 2023年6月12日 登録日 2023年4月12日 最終更新日 2023年7月31日 紹介 「歴史学とは何か」について「古典的歴史学方法論」の論点を的確にまとめる。方法の実践例として、「塩尻峠の合戦」を取り上げる。解説 松沢裕作 === 「歴史学とはどのような学問か」「歴史学はいかにして正しい結論を導き出せるのか」という問題は、現在でも常に問い直され続けている。書では、19世紀における歴史学の進展を踏まえ、歴史学の方法論にはじまって、諸学との連携の在り方、史料批判についてなど、簡潔にして要点をついた紹介・指摘を行う。提示される方法論の実例としては、塩尻峠の合戦(天文17年)を取り上げ、各種資料を比較して事実を確定するプロセスを具体的に示した。また、書の史学史的背景について周到な解説を付す。古典的歴史学方法論の貴重な入門書。 === 古典的歴史

    歴史学研究法 今井 登志喜(著/文) - 筑摩書房
  • 論点・ジェンダー史学 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

    ジェンダーで歴史を読み解こう ジェンダーの視点は、歴史の見え方を変えてきました。書は、歴史学に新しい地平を開いてきたジェンダー史研究の「論点」を集めています。日を含むアジア、ヨーロッパ、アメリカアフリカを中心に、「社会」「家族」「身体」「文化」「政治」などからバランスよく精選された全113の論点と、各時代及び地域の特色溢れるトピックとして36のコラムを収載。語句解説やクロスレファレンス、映画小説を使ったアクティヴィティ、巻末資料も充実しています。 [ここがポイント] ◎ ジェンダー史学の論点を113項目集成し、概要(当時の議論・その後の展開)とともに提示。〈探究のポイント〉として、ゼミや講義で議論する際の手がかりを示す。 ◎ 36のコラムで、論点に収まりきらない重要トピックもカバーする。 ◎ 気鋭の執筆者から重鎮まで、学界の第一線の執筆陣。 はじめに Ⅰ 前近代 1 父系原理と男耕

  • File101. 異国の文化と自分との結びつきを見つめる時に読む本|昨日、なに読んだ?|佐藤 二葉|webちくま

    ピエルドメニコ・バッカラリオ、フェデリーコ・タッディア『だれが歴史を書いてるの?』/イオアニス・ゼレポス『ギリシャの音楽、レベティコ』 紙の単行、文庫、デジタルのスマホやタブレット、電子ブックリーダー…かたちは変われど、ひとはいつだってを読む。気になるあのひとはどんなを読んでいる? 各界で活躍されている方たちが読みたてホヤホヤをそっと教えてくれるリレー書評。今回のゲストは漫画『アンナ・コムネナ』を連載中の佐藤二葉さんです。 5年前、ギリシャ旅の最中、アテネ近くの港町ピレウスのタヴェルナ(ギリシャの庶民的な飲店)で、ギリシャの姉と慕っているアンナさんを前にして私は泣いていた。 アンナさんは私のことを「魂が古代ギリシア人」だと言ってくれる。アンナさん以外のギリシャ人にも何度かそのようなことを言われていた(これは単純に、私が古代ギリシアの竪琴を演奏しているからだと思う)。そのことがきっ

    File101. 異国の文化と自分との結びつきを見つめる時に読む本|昨日、なに読んだ?|佐藤 二葉|webちくま
  • メタヒストリアンによる歴史とは何か|ちくまプリマー新書|成田 龍一|webちくま

    歴史学の流れがよくわかると話題の小田中直樹『歴史学のトリセツ』。岩波新書『世界史の考え方』で隣接する問題に取り組んだ成田龍一さんによる書評です。ぜひご覧くださいませ。 「メタヒストリー」という言葉がある。歴史という概念の推移、歴史とは何かを考察してきた系譜の探究といったもので、もっぱら歴史哲学者がこれまで担ってきた領域である。このことは、私たちがいま考えている歴史だけが歴史なのではない、ということであり、換言すれば、歴史学にも歴史があるということである。いやいや、いまや歴史を叙述するのは歴史学にとどまらず、さまざまな学知(専門領域)から歴史叙述が提供されている。ここにも歴史をめぐっての変化がうかがえる。 こうしたなか、いまや歴史学者のなかにも、「歴史とは何か」という問いを内包しながら歴史を叙述する人が現れている。このような歴史家は少数者だが、そうした数少ないメタヒストリーを講じる日歴史

    メタヒストリアンによる歴史とは何か|ちくまプリマー新書|成田 龍一|webちくま
  • 歴史学の作法 - 東京大学出版会

    著者 池上 俊一 著 ジャンル 人文科学 > 歴史 発売日 2022/12/26 ISBN 978-4-13-023080-3 判型・ページ数 四六 ・ 312ページ 定価 3,190円(体2,900円+税) 在庫 在庫あり 歴史とは何か、そして史料とは何か。ヨーロッパ史研究を牽引してきた著者が歴史学のさまざまな手法を解説、学問の基と作法を平易に説く。歴史教育の現状も視野に入れ、私たちがこれからすすむべき道を示す。概論を学びたい学生や、歴史を見る眼を養いたい社会人にも最適。 【「はじめに」より】 歴史学の方法に関しては、もうほとんどのことは言い尽くされているし、後は誰が何を書いてもあまり代わり映えしない(…)ようにも思えるが、昔ながらの史学概論や、さまざまな新潮流のたんなる紹介にとどまらない、 もう一歩踏み込んだ主張をする余地は、まだ残っているのではなかろうか。 つまり、グローバル化す

    歴史学の作法 - 東京大学出版会
  • ランケと近代歴史学の成立 - 株式会社 知泉書館 ACADEMIC PUBLISHMENT

  • せんだい歴史学カフェ 第120回放送「歴史/記憶の多彩な語り/語られ方:『古代地中海世界と文化的記憶』から」の参考文献

  • 歴史ぎらいの原因は教科書にある⁉|ちくまプリマー新書|小田中 直樹|webちくま(1/2)

    歴史がつまらないという人は残念ながら多くいます。ではなぜそう思ってしまうのか? 理由を探るために歴史学の流れを振り返ってみましょう。専門家から一方的に伝えられるだけが歴史ではありません。歴史の見方が大きく変化すること間違いなしの1冊『歴史学のトリセツ 歴史の見方が変わるとき』より一部を公開します! 原因は高等学校歴史教科書か? 書の「はじめに」では、多くのみなさんにとって歴史とはじめて出会う場は学校の授業であり、そして、授業では先生方が「歴史って面白い」ことをみなさんに伝えようとして四苦八苦しているんじゃないか、と書きました。 もしも、それでも学校の授業のせいで「歴史って面白くない」と思ってしまうひとがたくさんいるとしたら? ここで頭に浮かぶのが「教科書」です。つまり、教科書が面白くないんじゃないか、だから、たいていは教科書を使って進められる授業も面白くないんじゃないか、ということです。

    歴史ぎらいの原因は教科書にある⁉|ちくまプリマー新書|小田中 直樹|webちくま(1/2)
  • 近藤和彦 トリニティ学寮のE・H・カー【『図書』2022年9月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

    【連載】『歴史とは何か』の人びと(1) E・H・カー(一八九二─一九八二)との遭遇は前触れなしであった。一九八〇年の夏の終わりに始まったわたしのケインブリッジ留学生活だが、所属はチャーチル学寮で、その家族寮に住んでいた。チャーチルにもロイ・ポータ、マーク・ゴールディ、ポール・ギンズバーグといった才気走った若手歴史家はいたのだが、わたしの研究指導教員(スーパーヴァイザ)、ボイド・ヒルトンはトリニティ学寮のフェローなので、研究面談はそちらで行われた。歴史学部における講義とは別立てである。ボイドは当時まだ三五歳、博士論文をもとに公刊されたモノグラフ『穀物・カネ・商業』で知られていた。一九世紀イギリスの政治社会史という点では、カーの『歴史とは何か 新版』(岩波書店、二〇二二)にも出てくるG・キトスン=クラークの後任という役回りだったのかもしれない 大学都市ケインブリッジの緑ゆたかな郊外を自転車でゆ

    近藤和彦 トリニティ学寮のE・H・カー【『図書』2022年9月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
  • E・H・カーを読む - 株式会社ナカニシヤ出版

    国際秩序の構想、歴史とは何か、ソヴィエト史研究―― 国際政治学者として、歴史家として、多彩な顔をもつE・H・カーの思考の全体像を明らかにする。 ●編者紹介 佐藤史郎 東京農業大学生物産業学部教授。立命館大学大学院国際関係研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。国際関係論・安全保障論・平和研究専攻。 三牧聖子 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。国際関係論・アメリカ外交史専攻。 清水耕介 龍谷大学国際学部教授。ニュージーランド国立ヴィクトリア大学政治学・国際関係学大学院博士課程修了。Ph.D.(International Relations)。ポスト構造主義・ポストコロニアリズム専攻。 * ●著者紹介 山田竜作 創価大学国際教養学部教授。政治理論・政治思想史。 上野友也 岐阜大学教育学部准教授。国際政治学。 瀧口順

    E・H・カーを読む - 株式会社ナカニシヤ出版
  • カー『歴史とは何か 新版』 予告の2

  • カー『歴史とは何か 新版』(岩波書店、5月17日刊行)予告の1

    近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。 このような装丁のです。 → 岩波書店 昨年11月末から文(第一講~)の初校ゲラが出始め、巻末の略年譜と補註の初校ゲラが出たのは2月末でした。十分に時間をかけて、くりかえし朱をいれて、多色刷りの著者校を戻し、そうした作業の最後に訳者解説を書きあげたのは3月13日。ちょうどそのころから母の具合が急に悪くなって、祈るような気持で仕事を進めました。3月末、百歳の母が力尽きて亡くなったときは、一瞬、刊行日程を1ヶ月延ばしてもらえるか、お願いしようと考えたほどです。編集サイドの最大限の支援と協力に支えられて、かつ今日のITのおかげで、瞬時にメールやPDFで正確にゲラや訂正文を送受できるので、文は四校まで、索引は再校まで見て、ぼ

    カー『歴史とは何か 新版』(岩波書店、5月17日刊行)予告の1
  • 歴史学の擁護 リチャード・J.エヴァンズ(著/文) - 筑摩書房

    初版年月日 2022年5月10日 書店発売日 2022年5月12日 登録日 2022年3月26日 最終更新日 2023年7月31日 紹介 ポストモダニズムにより歴史学はその基盤を揺るがされた。学問を擁護すべく著者は問題を再考し、論議を投げかける。原著新版の長いあとがきも訳出。 === 過去の出来事について真の洞察に到達するために歴史家ができることとは何か――。この問いは、ポストモダニズムの登場とともに抜き差しならないものとなった。歴史学をこれまで支えてきた、客観性や因果関係といった概念が強く揺さぶられることになったからである。歴史理論と歴史学的実践の双方に目を配りながら、著者は、信頼に値する確かな知識を得るための方途を探りなおす。世界的に歴史教育の現場で読まれ、多くの論議を呼んだ作品がここに文庫化。数多の批判に応答した原著新版の長いあとがきも併せて訳出。 === いかにして 歴史的真実を語

    歴史学の擁護 リチャード・J.エヴァンズ(著/文) - 筑摩書房