中国・武漢で、新型コロナウイルス検査を受ける人々(2020年5月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が始まった中国・武漢(Wuhan)で、わずか2週間余りのうちに約1000万人に対する検査が実施され、陽性反応を示した人はわずか数百人にとどまったと、当局が2日、発表した。 【解説・写真】新型コロナの流出源? 武漢研究所を取り巻く疑惑 中国当局は新型ウイルスをおおむね制御したと主張しているが、武漢では2か月超に及んだ封鎖措置を4月に緩和したところ、新規感染が再び発生した。これを受け、第2波を警戒する武漢当局は、大規模な検査プロジェクトに乗り出した。 武漢市関係者らが記者会見で明らかにしたところによると、先月14日から今月1日にかけて、人口1100万人の同市の住民980万人超に対して検査を実施。うち陽性反応