Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift Advent Calendar 2019の2日目のエントリです。 OpenShift Service MeshはIstioの製品版ですが、通常のIstioをセットアップしたときと少し構成が異なり、Istio CNIというものが利用されています。 IstioはトラフィックをインターセプトしてSidecar proxyへ流すためにiptablesのルールを利用しています。このiptablesのルールをどのように適用するか、というところですが、通常のセットアップではInit containerがSidecar proxyと共にアプリケーションのPodへInjectされて利用されます。このInit containerはiptablesを利用するため、NET_ADMIN capabilityが許可されてい