国土交通省は全国の誰もが移動手段を確保できるようにするため、路線バスやローカル鉄道、離島航路などの地域公共交通ネットワークを支援する。需要に応じて運行するデマンドバスやフェリーの公設民営化などに取り組む。2011年度予算の概算要求で「特別枠」として盛り込み、今年度の約2倍の400億円以上を要求する方針だ。地方のバスや鉄道、離島航路は人口減少などによる採算悪化で事業を撤退したり、規模を縮小したり
JR東日本は9日、関東と福島、長野、新潟など12都県の普通列車のほか、提携した東京湾フェリーや京浜急行バスなどの路線が2日間乗り放題になる共通割引切符を20日に発売すると発表した。鉄道やフェリーは、競合する高速道路料金の値下げで利用客が落ち込んでおり、夏の旅行シーズンに向け連携して旅客需要を喚起する。 提携するのは同2社のほかにJR線と別所温泉駅(長野県)をつなぐ上田電鉄や、河口湖駅(山梨県)をつなぐ富士急行など地方私鉄5社。共通割引切符があれば、JR路線から観光地や東京湾遊覧まで一貫して楽しめる。 利用期間は7月20〜8月31日と9月の休日の連続する2日間。料金は大人5000円(学生3500円、小学生以下2000円)。例えば、会津若松駅−東京駅の往復運賃は9880円かかるが、この割引切符を使えば半額で済む。別途、特急券を購入すれば新幹線なども利用可能。このほか提携したフェリーにも乗船
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