変移を分かりやすくするために縦軸最下部を0%ではなく86%にしてあるところに注意してほしいが、元々世帯主が29歳以下の世帯はテレビの普及率が低かったものの、2007年以降大きく減少を見せているのが分かる。そして最新のデータ2011年分では、2010年に見せた切り返しから再び減少。この動きを誤差の範囲と見るのか、明らかな変調と見るのかは微妙なところだが、ともあれそれより上の世代と比べて、低いことに違いは無い。 一方で30-59歳の中堅層・60歳以上の高齢層はほぼ横ばい……なのだが、2009年以降の動きに限ると、30-59歳がわずかに減少、60歳以上が増加にあるのは興味深いところ。 せっかくなので昨今のテレビ普及率と大きな関係がある(切り替えという意味で)、ブラウン管テレビ・薄型(液晶・プラズマ)テレビの普及率を併記してみる。
