漫画家らの落書きが一般公開されにぎわう小学館ビル1階ロビー(24日午前、東京都千代田区で)=守谷遼平撮影 9月に解体されるのを前に、漫画家がキャラクターの落書きを残している小学館ビル(東京都千代田区)1階ロビーが24日、一般公開された。 開場の午前9時には約1300人が列に並び、入場したファンらは記念撮影するなどしてにぎわった。25日まで。 落書きは、同社ゆかりの藤子不二雄Aさんら漫画家25人が、1階ロビーの壁や窓に「オバケのQ太郎」などを描いたもの。これまでも窓の外からガラス越しに観賞できたが、「間近で見たい」とのファンの声に応えた。 文京区の大学2年の男性(20)は「近くで見ると迫力があり、感動した。漫画家や作品の歴史が詰まった貴重な落書きだと思うので、壊すのはもったいない」と話していた。 25日は午前9時~午後9時。午前8時15分から整理券を配布する。入場無料で1人10分程度。 問い