[ヨハネスブルグ/ロンドン 12日 ロイター] - 南アフリカのプラチナ鉱山ストライキに絡んだ暴力事件が発生し、世界第3位のプラチナ鉱山会社ロンミンの南ア人労働者1人が12日に殺害されたほか、先週末にかけて同3人が死亡した。警察当局が明らかにした。 南ア史上最長で経済的打撃も最大規模となっているこのストは、世界のプラチナ生産量の40%に影響を及ぼしているほか、既に鈍化している同国の経済成長をさらに落ち込ませている。 ロンミンは、4カ月に及ぶスト終結を目指して、労働者の過半数が加入する鉱山・建設労働組合連合(AMCU)を避けて労働者に直接賃金案を提示した。これを受け、同社は職場に戻る労働者が増えることを期待していた。
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