叙勲の申請手続きが遅れ、県内文化関係者の受章機会を喪失させたことについて謝罪する県文化観光スポーツ部の新垣健一部長(中央)、山城貴子文化スポーツ統括監(右)、新垣雅寛文化振興課長=21日、那覇市の県庁 県文化観光スポーツ部の新垣健一部長らは21日、那覇市の県庁で記者会見を開き、2019年春と秋の叙勲で、文化関係の県内候補者を文化庁に未提出だったと発表した。新垣部長らによると、候補者が所属する団体への調査などを要する申請書類の作成が遅れ、提出期限を過ぎた後に文化庁へ申請書類を提出したために、受け付けられなかったとした。春・秋の叙勲ともに文化関係の申請は県文化振興課が担当している。同部によると、担当者は4月上旬になるまで班長や課長ら上司へ申請の遅れについて報告していなかったという。 同部によると、春の叙勲の候補者推薦で、県文化振興課の担当者は文化庁へ出す申請書類の作成が遅れた。18年8月8日の