この画像を大きなサイズで見る ピューリッツァー賞は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞である。この賞は、ハンガリー系アメリカ人ジャーナリストおよび新聞経営者ジョセフ・ピュリッツァーの遺志に基づき、1917年に創設された。 ここではかつて、ジャーナリズム部門で受賞した印象的な10の報道写真とその背景にあるストーリーを見ていくことにしよう。 賞の審査基準は、「卓越した」ものであること。ジャーナリズム部門の場合、「アメリカの新聞」に乗ることが条件となっている。 10.ベトコンを引きずるアメリカ軍 (邦題「泥まみれの死」) 沢田教一/1966年8月19日 この画像を大きなサイズで見る ロン・タンの戦いの余波を受けた南ベトナムで撮影された写真。オーストラリア軍に夜襲をかけたベトコンが撃退された時のもので、写真内で引きずられている兵士はその犠牲者の一人。この写真が伝えるのは、
