【ニューヨーク=越前谷知子】米調査会社IDCは12日、米アップルのタブレット型多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の出荷台数が今年初めて、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末に逆転されて2位になるとの見通しを発表した。 タブレット型端末向けOSの世界シェア(市場占有率)で、「iPad」のOS「iOS(アイオーエス)」は2012年の51・3%から13年に46・0%に低下する一方、アンドロイドは46・3%から48・8%へ上昇するという。 13年のタブレット端末の出荷台数見通しは、低価格商品の販売増が見込まれるとして、前回予想の1億7240万台から約1億9090万台へ上方修正した。