米Googleは4月5日(現地時間)、AlphaGoや様々なサービスで利用しているオリジナルプロセッサ「TPU(Tensor Processing Unit)」についての論文(リンク先はPDF)を発表し、その性能について説明した。 Googleは現在はTPUを、主に人工知能の推論(学習済みモデルを使う)フェーズで使っているという。そのAIワークロードでは、TPUはGPUやCPUよりも15~30倍高速で、30~80倍エネルギー効率が高いとしている。 なお、ここで比較しているCPUは米IntelのHaswell世代の「Xeon E5-2699 v3」、GPUは米NVIDIAの「Tesla K80」で、いずれも実際にGoogleのデータセンターで稼働しているものだ。 Googleは約15年前から各種サービスで機械学習を採用している。6年前にはディープラーニングの採用を開始し、その処理には膨大なコ
“32ナノ”で始まった2010年のイマイタ イマイタレビューに登場した2010年最初のCPUは、年明け早々にインテルから発表された“Westmere”世代のデスクトップPC向けモデル「Core i5-661」だ。開発コード名で“Clarkdale”と呼ばれたこれらのモデルでは、その前の世代になる“Lynnfield”と同様にグラフィックスコアとCPUコアを同じパッケージに統合し、CPUコアで32ナノプロセスルールを採用した。プロセスルールの微細化以外に、メモリコントローラをCPUコアからグラフィックスコアに移設し、Turbo Boost Technologyでは、クロックアップのビン数が変更されるなど、細かい改良が施されている。 ベンチマークテストによる性能検証でも、プロセスルールの微細化と細かい改良がどの程度パフォーマンスに影響するかに注目したが、同じミドルレンジラインアップのCore
2011年1月9日(日)、Intelの新型CPUである、開発コードネーム「Sandy Bridge」こと「第2世代 Intel Core」シリーズが発売となりました。発売当日の秋葉原はその登場を祝うムードに満たされ、Intelが行った発売記念イベント「Intel Technology Day in Akiba 2011」には多くの人がつめかけ、お祭り騒ぎの様相を呈していました。 「第2世代 Intel Core」は旧世代のCPUでは別々だったプロセッサー・コアとグラフィックス・コアをまとめて構成しているため、別にグラフィックスチップを搭載しなくても、高画質の動画の編集や再生がスムーズに行えるとのこと。性能面とコスト面の両方から見てもこれまで以上の進化を遂げているそうです。 動画編集ソフトを開発している企業やIntelの技術者が登壇し、「第2世代 Intel Core」のすごさを解説していて
1 : セイルフィン・モーリー(東京都):2010/06/13(日) 02:29:58.62 ID:1Zy3sCqh COMPUTEX TAIPEIが閉幕した。自作PC関連では、今年は「大きなネタがない」と言われており、実際その通りだったのだが、その分、各パーツメーカーは特徴を出そうと頑張っていて、面白い製品も多く見られた。 本誌取材班のレポート記事はコチラで読めるので、ぜひご覧頂きたい。 筆者は2004年から毎年COMPUTEXを取材しているが、今年も変わらず活況を呈していたように思う。 実際、海外イベントで顔見知りの某メーカーの担当者も、「CeBITはほとんど死にかけているが、COMPUTEXはまだまだ元気だ」と話しており、筆者の感触と一致する。 WEB媒体だとほとんど参加する時間がないのだが、台湾メーカーは連日のようにパーティを開催しており、とにかく元気だった。 そして今後、COMP
11月に登場したインテルの次世代CPU「Core i7」。既にデルなどから搭載パソコンが発売されており、気になっている人は多いだろう。Core i7が搭載する新機能とは何か。Core 2シリーズと比べてどこがいいのか? 果たしてCore i7搭載パソコンは買いなのか? そうした疑問をズバリ解決していこう。 (文/湯浅英夫)
今回、「iPad」と共に、Appleブランドのチップも発表された。 「A4」(「A」はAppleを指すと思われる)と呼ばれるこのチップと「iPhone 3GS」に搭載されているチップの最大の違いは、速度である。iPadに搭載されるA4の動作周波数は1GHzなのに対し、iPhone 3GSは推定600MHz(0.6GHz)。米国時間1月27日、サンフランシスコで開催されたイベントにおいて、A4はAppleがこれまで取り組んできた中で「最も先進的なチップ」として宣伝された。A4は高速である上に、省電力性にも優れている。AppleのiPadウェブページによれば、「A4チップの卓越した電力効率性により、iPadは10時間ものバッテリ寿命を誇る」という。 定義上、A4はメインプロセッサとグラフィックスチップ、さらにメモリコントローラなどの機能を単一のチップ上に統合したSOC(system-on-a-
最近よく耳にするようになった64bitと32bitのオペレーティングシステムのお話ですが、「きっと数字の多い方がいいんでっしゃろ?」という、大きいことは良いことだという哲学に基づく判断以外の部分で、この両者の違いが何なのかご存知ない方も実は多いのではないでしょうか。 あなたには64bitのWindowsが必要なのかどうなのか? そしてなぜ必要なのか、または、必要ないのかを説明してみたいと思います。32bitはすでに古いような気がしてしまう今日この頃、64bitのOSをインストールしているユーザの数は増える一方ですが、その2つの違いをちゃんと理解した上で64bitを選択しているユーザは少ないように思います。今回は64bitのOSにアップグレードした場合の利点(および欠点)を検証していきます(この記事はWindowsユーザを想定して書いています)。 4GBのRAMが本当に必要なのかについての過
2008年末はAtomプロセッサを搭載したPCで大いに遊んだこともあり少々食傷気味。その反動で速いPCが欲しくなり、新年早々ハイエンドマシンを1から組むことに決定。現時点でハイエンドはCore i7プロセッサとなるものの、CPU+マザーボード+メモリだけで約7万円となる。1から組むとどう考えても10万円を超えあまり財布に優しくない。 そこでもう1つのハイエンド、Core 2 Quadマシンを5万円で組めないか、と秋葉原へ出た。ざっとショップを回った限り、ある程度の条件ならば、頑張ってクリアできそうな感触だ。その結果をまとめつつ少し遊んでみたい。 Text by Kazuhisa Nishikawa ●購入したパーツなど Core 2 Quadプロセッサ搭載PCを5万円で組むに当たってざっと予算の配分を考えてみる。動かしようのない部分はCPU。これだけで約1.8万円が必要だ。すると残りは3.
何を今更という感じですが、パソコンがない生活はもはや考えられないですよね。そのPCが最近重いなーと思っていたので、CPUがCore i7(コアアイセブン)のPC(OSはWindows XP)に買い替えたんです。 Core i7は、今や主流となったCore 2 Duo(2コア)の上位CPU。物理4コアを搭載し、HTテクノロジーにより論理8コアとして動作します。Pentium4に使われていたアレですね。Core 2が「サクサク」ならCore i7は「サクサクサクッ!!」くらい違います。 Core i7 プロセッサーは、必要に応じて処理能力を自動配分する最先端のテクノロジーを採用し、驚異的なスピードと効率によってマルチタスク作業の 25% 高速化に成功、驚愕のマルチメディア制作体験を提供します。 インテルが言う25%以上の高速化は体感できてるかなという印象です。 このPCを使い始めて思ったのが、
Cellとは 今回のCESで発表された東芝の次世代液晶テレビ(次世代REGZA)、いわゆる「Cell TV」は、高速プロセッサ「Cell」を搭載したことが最大の目玉。Cellは本製品における中央演算装置であり、パソコンにおけるCPUと同等の役割を果たす。単純にいえば、Cellという強力なCPUを搭載することにより演算能力が改善され、画像処理などのパフォーマンスが飛躍的に向上するということだ。 Cellは、東芝とソニー(SCE)、およびIBMが共同で開発したプロセッサ。1基に9つもの中核回路(コア)を搭載したマルチコアCPUで、複数のプログラムを高速に並列処理することを得意とする。9つのコアのうち中心的な役割を担う「PowerPC Processor Element」(PPE)は、かつてAppleのMacintoshシリーズにも搭載されていたPowerPCをベースに設計されている。PLAYS
既に報じられている通り、いよいよAMDの45nm SOIプロセスを使ったDeneb(開発コードネーム)こと「AMD Phenom II X4」の発売が開始される。今回はこの発売に先立ち、評価キットを入手することが出来たので、その性能などをまとめてレポートしたい。 Product Specification Photo01: TDPは125Wとちょっと高めだが、それでもPhenom X4 9950の140Wよりは下がっている。 まず、新製品の特徴と公表された詳細をまとめておきたい。今回発売される製品は「Phenom II X4」というブランド名になり、920と940(Black Edition)の2製品がまずは用意される(Photo01)。両製品の特徴は表1に示す通りだ。とにかく意欲的なのはその価格設定で、対抗馬となる「Intel Core i7」はローエンドの920でも$284、ミッドレン
知識がなくても行政書士は独学で合格できるのか。どうすれば行政書士試験を独学で合格できるのか、その勉強法などをご紹介。 行政書士の勉強法は大きく分けて3つあります。 「独学」「通信教育」「予備校」です。 ここでは、独学について解説していきます。 行政書士の勉強する方の多くは、独学ではじめようとします。 皆さんの中にも行政書士を独学で勉強しようと思っていたかもいるのではないでしょうか? しかし、行政書士に合格できない典型的なパターンが、 この独学で勉強してしまうからなのです。 冷静に考えれば分かると思いますが、行政書士はどのような試験事情があるにせよ、 10人に1人も合格できない難易度の高い試験です。 そのような試験に、「学習ノウハウもない」、 「教えてくれる人もいない」 「講義も視聴できない」、 「法律の知識もほとんどない」 という状況下で合格できるでしょうか? 多分多くの方が不合格になるか
これまでIDFのレポートなどで情報をお届けしてきたNehalemことCore i7だが、遂に評価キットを入手する機会に恵まれた。そこでまずは総合性能についてレポートしてみたいと思う。 Nehalemのウェハ画像。ベールに包まれていた性能がついに…… Core i7-920/940、Core i7-965 Extreme Edition 今回提供されたのは表1に示す3製品(ただしi7-940は間に合わず、i7-965をi7-940相当にクロックダウンして使うことになっている)。 ■表1 製品名 動作周波数 QPI速度 L3キャッシュ Memory TDP OPR 価格 Core i7-920 2.66GHz 4.8GT/sec 8MB DDR3-800/1067 130W なし $284 Core i7-940 2.93GHz 4.8GT/sec
秋葉原のパーツショップなどで、「Core 2 Quad Q6600」の売れ行きが好調だという。今年の夏に行なわれたプロセッサ価格の改定の影響だそうで、1000個ロット時の単価で530ドルだったものが、現在は266ドルとほぼ半額になったわけだから、人気になるのもうなずける。店頭での販売価格は3万円台半ばといったところで、"手軽に"とはいかないまでも、確かに手を出しやすい価格だろう。 大人気の「Core 2 Quad Q6600」 高性能なクアッドコア・プロセッサが手頃な値段で購入できるだけでも大歓迎なのだが、ところで、こちらのニュースでお伝えした、「G-0ステッピング」についてご記憶の方はいるだろうか? G-0では従来比でFMB(Flexible Motherboard)とThermal specificationが改善していることから、消費電力や発熱に関しての改良が施されていること
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