Netscapeは米国時間25日、「Netscape 8.1」をリリースした。この最新バージョンでは、スパイウェアやフィッシングなどのオンライン詐欺からユーザーを保護するための機能が強化されているという。 Netscapeの関係者によると、Netscape 8.1は、スパイウェア/アドウェア対策機能を搭載し、ユーザーがダウンロードしたファイルや、勝手に送られてきたファイルをスキャンするという。またNetscape 8.1には、メモリやディスクをスキャンする機能も追加されている。 また、その他のセキュリティ機能としては、フィッシングサイトの可能性があるウェブサイトの情報を保持する自動更新型ブラックリストや、ユーザーが自分のコンピュータに何らかの対策が必要かどうかを判断するためのセキュリティセンター機能も追加されている。 Netscapeでセキュリティ機能が強化された背景には、ブラウザの脆弱性