被災地から市民を非難させる救助隊。ロシア南部オルスクで。ロシア非常事態省が公開した動画からの静止画(2024年4月6日撮影、7日公開)。(c)HANDOUT / RUSSIAN EMERGENCIES MINISTRY / AFP 【4月8日 AFP】(更新)ロシア南部オレンブルク(Orenburg)州の都市オルスク(Orsk)で集中豪雨とダム決壊による洪水が発生し、7日までに数千人が避難を余儀なくされた。政府は同日、被災地は「危機的」な状況にあるとするとともに、西シベリア地方でも洪水の危険を警告した。 非常事態省はSNSに「シベリア、プリボルジェ(Privolzhye)、中央連邦の一部地域では気温の上昇に伴い融雪が進み、河川の氾濫が予想される」と投稿。「住宅1万400戸以上に浸水被害が出ている」とした。 オレンブルク州ではウラル川(Ural river)が氾濫し、連邦緊急事態が発令された