皆さん、こんにちは。 ワイヤレスブログ第11回では、「DFS」についてお話させて頂ければと思います。 DFSとは「Dynamic Frequency Selection」の略称です。名前からではイメージしにくいため最初に簡単に説明してしまいますと、無線LANで利用する特定のチャネルは、気象レーダーなども利用しており、それらレーダー波を検知した場合には、他のチャネルへ変更する必要があります。この機能のことが「DFS」機能と呼ばれており、この機能の搭載は法的に義務付けられています。 「法的義務で勝手に切り替えてくれる機能があるなら別に気にしなくていいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それですと今回のブログが終わってしまいますし、何よりDFSに絡めて無線LAN環境を設計する上で役立つ内容も書いていきますので、もう少しお付き合いいただければと思います。 まずは「電波の干渉」について
Wi-Fiの電波を可視化して「波」にして表示し、ルーターからどれくらいの距離まで電波が届くのかをシミュレートする「Wifi Solver」が公開されていたのでシミュレートしてみました。 WiFi Solver | WiFi Solver https://help.wifi-solver.com/ WiFi Solverの元になった理論は2014年に考案されていて、2015年には理論を元に構築したアプリ「WiFi Solver FDTD」が登場していました。今回登場したWiFi SolverはWiFi Solver FDTDを再構築してブラウザに移植したものです。 自宅でWi-Fiの電波がどのように拡散していくのかをシミュレーションできる「WiFi Solver FDTD」レビュー - GIGAZINE WiFi SolverはWebGPU APIをベースに作られているため、WebGPU A
Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2023-08-02 07:30 Deloitteの接続性に関する調査によると、新型コロナウイルス感染症によって次のような変化が起きたという。「ほぼ一夜にして、消費者の物理世界とデジタル世界の境界線が曖昧になり、自宅がバーチャルな仕事、学習、フィットネス、ヘルスケア、ショッピング、社交、娯楽の拠点になった」。それらすべてを実現するには、これまで以上に多くのWi-Fi機器と高速帯域幅が必要になる。そこで「Wi-Fi 6E」の出番だ。 2022年に平均的な家庭で使われていたネットワーク接続デバイスの数は22台だった。筆者のようにギガビットイーサネット(GbE)と10GbEを使用している人もいるが、ほとんどの人は自宅やオフィスでWi-Fiを使用している。仕事をする
セキュリティの穴を突く。Wi-Fiを利用して壁を「透視」できてしまうドローン2022.11.11 07:0035,337 Lucas Ropek - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) ドローンの戦闘能力上がりすぎ。 カナダはオンタリオ州のウォータールー大学の研究者Ali Abedi氏とDeepak Vasisht氏が、第28回MobiComで発表したドローンプロジェクト「Wi-Peep」。なんとこれ、透視能力を持つドローンなんです。 室内のWi-Fiから情報が丸裸にWi-Peepが透視に活用するのは、Wi-Fiネットワーク。ワイヤレス規格の1つであるIEEE 802.11のセキュリティ欠陥と、光の飛行時間によって物理的な距離を測るTOF(Time-of-Flight)技術が透視を可能にしています。 たとえパスワードが設定されていても、エリア内でコンタクトしてくる端末には自動で
バッファロー,国内初の「Wi-Fi 6E」対応無線LANルーター「WNR-5400XE6」を発売 編集部:千葉大輔 2022年9月5日,バッファローは,高速無線LAN技術「Wi-Fi 6E」(IEEE 802.11ax)に対応する無線LANルーター「WNR-5400XE6」を発売した。Wi-Fi 6Eに正式対応する一般消費者向け無線LANルーターとしては,国内初の製品だ。 税込のメーカー想定売価は明らかになっていないが,ヨドバシカメラやビックカメラといった家電量販店での税込価格は2万2980円となっている。 WNR-5400XE6 Wi-Fi 6Eは,既存の「Wi-Fi 6」をベースとした規格で,データ通信に利用する電波の帯域として,5GHzや2.4GHz帯に加えて,6GHz帯を加えたのが特徴だ(関連記事)。これにより,広い帯域幅を確保しやすくなり,混信などの影響を受けずに安定した通信を実
WPA3 は WPA2 の脆弱性が指摘されたためリリースされた暗号化方式です。 WPA3の変更点としては主に3つあります。 鍵交換プロトコルがSAEになり、オフライン辞書攻撃に強くなった。 SAEにより前方秘匿性が実現されたので、パスワードが漏れても過去の暗号通信は解読されない。 WPA3-Enterpriseでは暗号化アルゴリズムがCNSA準拠になる。 SAE SAE (Simultaneous Authentication of Equals) とは、パスワードに基づく認証および鍵交換プロトコルです。 SAE は RFC 7664 の Dragonfly 鍵交換プロトコルの派生で、Diffie-Hellman鍵交換プロトコルに基づくものです。 Diffie-Hellman鍵交換では認証ができない(中間者攻撃ができる)点が問題でしたが、Dragonfly鍵交換では事前共有鍵(パスワード)
「Wi-Fiルーターの置き場所を変えるだけで電波強度がよくなる」ってマジ?→マジだった。ルーターは「部屋の中の見えるところ」に置こう! ゲーム本編のダウンロードにはじまり、友達や世界中の見知らぬ相手とのマルチプレイなど昨今のゲーム環境にとってオンライン要素はなくてはならないものとなっている。 「自宅でインターネットを高速かつ安定に使いたい」というのは、ゲーマーの永遠の命題だろう。自室に有線で接続できればいいに越したことはないが、住まいの条件によっては難しいこともある。 そのときに気になるのが、Wi-Fi電波の強度だ。 とりわけ戸建て住まいの場合、1階に家族共用のWi-Fiルーターを置いて、2階の自室から無線接続でゲームをしている……という方も少なくないだろう。そんな場合は、せめてWi-Fiルーターだけでも電波が届きやすいものにしたいところだ。 何を隠そうゲームライターをしている筆者も、コロ
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