日産自動車の中村史郎常務執行役員は21日、横浜市の本社で会見し、新興国専用ブランドとして復活させる「ダットサン」のフロントマスクについて、6角形のグリルを採用することを明らかにした。 中村常務は「6角形のグリルを中心として非常に自信に満ちた、また力強さあるいは質感といったものを表現する表情にした」と述べた。 新しいダットサンのブランドロゴについては「実はダットサンのオリジナルのロゴデザインが含まれている」ことを明らかにした上で、「そういったことでダットサンのヘリテイジ、スピリット、DNAというものを新しい形で表現した」と説明。さらに「信頼性あるいは力強さといったものを非常にモダンな形で表現した」とも付け加えた。 またダットサンのブランドカラーに関しては「日産のレッド、インフィニティのパープルに対して、ダットサンの信頼性を感じさせるブルーを選んだ」と述べた。 《小松哲也》
