最近はオークションやオンラインでの株式投資など、給与以外の副収入を得るチャンスはさまざまある。とりわけエンジニアは、専門知識を生かさない手はない。 実際に副収入を得ているエンジニアの声や、確定申告の手法を紹介する。 まず、自分の仕事で得たノウハウや経験をなんらかの形で生かす「仕事派生型」。例えば、「雑誌原稿料・写真料で8万円」(製造業・34歳)というもの。おそらくこれはコンピュータやIT、エレクトロニクス関連の雑誌のライターとしての原稿料だと思われる。昔からこの手の雑誌は、外部寄稿家としてプログラミングやネットワークなどを本業とするエンジニアに原稿を依頼することが多かった。原稿料の相場はけっして高くはなく、雑誌の場合、400字換算で2000円から3000円。ページ単価でも1万円程度、高くても2万円止まり。ただ、原稿料そのものは、ライターだけで食べている専業の人と、副業の人との間でそれほど大