韓国の中央日報は10月14日、金正恩の側近が兄である金正男の襲撃を計画し中国から警告を受けたと報道。写真はマカオで韓国紙の取材を受けた正男〔AFPBB News〕 金正男がインタビューで自分を排除した父・金正日と「皇太子」の座を射止めた弟・正恩を挑発するかのように「個人的には3代世襲には反対」と言って憚らなかったのはなぜだろう。 本来なら抹殺(暗殺)される運命にある金正男の背後には中国がついている。 金正日の瀬戸際外交などで今や世界の「孤児」となった北朝鮮は、唯一の庇護者である中国が「生殺与奪の権」を握っている。 中国は意図的に金正男を通じ中国の本音を代弁させ、金正日・正恩父子を恫喝し「改革開放実行の約束の履行」を迫っているのではあるまいか。 中国は、金正男のインタビュー発言を通じ、正男を「スペアカード」として庇護する意志・立場を鮮明にしたのではないだろうか。 中国は金正男「傀儡政権」を準