調査は、東京農業大学で首都圏の飼い猫244匹を対象にして飼い主にアンケートして、2010年にまとめたそうです。「おとなしい」「おっとり」「甘えん坊」「気が強い」など17項目について、それぞれ5段階で評価してもらったものです。 茶トラ、茶トラ白、キジトラ、キジトラ白、ミケ、サビ、黒、黒白、白の9種類に分けて、平均値を出しました。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いと考えられるそうです。 トラ柄は毛色によって性格が少し異なるといいます。中でも「茶トラ」はフレンドリーで飼いやすいようです。 「トラの毛柄に共通するのは『甘えん坊』な面です。茶トラはわかりやすい結果で、『おとなしい(3.6)』『おっとり(3.6)』『温厚(3.3)』が、他の毛柄に比べて高く、『攻撃的』な面が一番低い。食いしん坊でもあるので、“おなかすいた”と上手に甘えながら人と共存してきたのかもしれません。穏やかな『茶トラ』は初め