スマートデバイスがまだ普及していないと言われる日本でも、すでにスマートフォンを余裕する世帯がケータイを持つ世帯を上回った。電車の中で目にするのは、おしなべて同じような板状のスマートフォンばかりだ。なぜなのか。 内閣府が4月8日に発表した消費動向調査によると、日本国内のスマートフォンを保有する世帯の割合は67.4%で、いわゆる「ガラケー」と呼ばれる従来型の携帯電話を保有する世帯を初めて上回ったという。 実際の契約回線に対するスマートフォン比率では、日本は他国に比べて比較的低い水準にとどまっているといわれるが、実際に街中を歩いていて人々がスマートフォンを使っている姿を目にしない日はない。そう考えると、もはやごく当たり前の情報ツールとして世間に認知されているといっていいだろう。 ただ、それらのスマートフォンがおしなべて同じようなデザインだということが気になった人はいないだろうか。iPhoneを筆
