ドイツ西部ハレ(Halle)の博物館でネアンデルタール人の再現模型を撮影するカメラマン(2004年7月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/MICHAEL LATZ 【9月17日 AFP】ネアンデルタール人は15万年前、現在のスペイン南部のリゾート地、コスタ・デル・ソル(Costa del Sol)で貝を食べていたとする研究結果が14日、米科学誌プロスワン(Public Library of Science、PLoS ONE)の電子版に発表された。大昔、脳の働きを活発にしてくれるシーフードを食べていたのは現生人類だけだったとする説に風穴を開けたことになる。 スペイン・セビリア大(University of Seville)などの研究チームは、トレモリノス(Torremolinos)近郊のバホンディージョ洞窟(Bajondillo Cave)で、石器のほか、炭化した貝殻を多数発見した