ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になった、たんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。
山中さんのノーベル医学・生理学賞の授賞理由として挙げられたのが「細胞の初期化」についての研究成果です。 ヒトや動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、さまざまな役割に変化した細胞で形づくられています。 細胞の核に詰まった遺伝情報がいったん役割を決めると元の細胞に戻ることはないとされてきました。 ところが山中さんは、6年前、マウスの実験で、皮膚の細胞の核に、特定の4つの遺伝子を入れると、受精した直後のように、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示し、この細胞を「iPS細胞」と名付けました。 翌年にはさらに、ヒトでも同じ方法でiPS細胞を作り出し、それまでの生命科学の常識を打ち破る発見となりました。 今回、山中さんとともに受賞者に選ばれたイギリスのジョン・ガードンさんも同じ「初期化」をテーマに研究をすすめ大きな成果を上げました。 ガードンさんは、1962年に行っ
引用元:NHKオンライン ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は19人目で、医学・生理学賞は昭和62年以来2人目です。 山中さんは大阪市生まれで50歳。神戸大学医学部を卒業し、大阪市立大学の大学院で薬理学を学びました。 平成5年にアメリカに渡り、遺伝子の働きに関する研究に取り組みました。その後、奈良先端科学技術大学院大学の教授を経て、平成16年に京都大学の教授になり、現在は、京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めています(下略)3 :名無しさん@13周年:2012/10/08(月) 18:35:20.37 ID:RpgkDvT60 おーっきたか。 4 :名無しさん@13周年:2012/10/08(月) 18:35:21.07 ID:dgN08
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれました。 日本人のノーベル賞受賞は19人目で、医学・生理学賞は昭和62年以来2人目です。 山中さんは大阪市生まれで50歳。 神戸大学医学部を卒業し、大阪市立大学の大学院で薬理学を学びました。 平成5年にアメリカに渡り、遺伝子の働きに関する研究に取り組みました。 その後、奈良先端科学技術大学院大学の教授を経て、平成16年に京都大学の教授になり、現在は、京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めています。 山中さんは、特定の4つの遺伝子を皮膚の細胞に組み込んで心臓の筋肉や神経などさまざまな細胞に変化するまったく新しい「iPS細胞」を作り出すことに世界で初めて成功しました。 病変が生じた細胞と同じものを体の外で再現し、培養出来るようになったことか
講演する山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長=京都府精華町、小林裕幸撮影 スウェーデンのカロリンスカ医科大は8日、今年のノーベル医学生理学賞を、京都大の山中伸弥(しんや)教授(50)らに贈ると発表した。皮膚などの体細胞から、さまざまな細胞になりうる能力をもったiPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくり出すことに成功した。再生医療の実現に向けて新しい道を開いた。 日本の受賞は19人目。医学生理学賞は1987年の利根川進さんに次ぎ2人目。同時に受賞するのは、英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(78)。賞金800万スウェーデンクローナ(約9400万円)は2人で分ける。授賞式は12月10日、ストックホルムである。 山中さんは2006年8月、マウスのしっぽから採った体細胞に四つの遺伝子を導入することで、様々な細胞になりうる能力をもつiPS細胞を作ったと発表。07年11月にはヒトの皮膚の細胞でも
社会 山中教授らにノーベル医学賞 iPS細胞開発2012年10月8日 Tweet 【ストックホルム共同】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を、さまざまな細胞になる能力を持つiPS細胞を開発した山中伸弥京都大教授(50)ら2人に授与すると発表した。 (共同通信) 次の記事:重量挙げ知念準V、比嘉3位 ...>> 今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 山中伸弥京大教授にノーベル医学生理学賞 2012年10月8日 18時59分 2012年のノーベル医学生理学賞が山中伸弥・京都大教授(50)とジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授(78)に贈られることが8日、決まった。同賞の選考に当たるスウェーデンのカロリンスカ研究所が発表した。 山中教授は、さまざまな臓器に変化する能力をもつ人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り出し、自分自身の細胞を使って病気になった組織や臓器を作り直す「再生医療」に大きな可能性を開いた。マウスの細胞で初めてiPS細胞をつくってからわずか6年のスピード受賞。 日本人のノーベル賞受賞は、10年化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授、根岸英一・米パデュー大特別教授に続いて19人目。医学生理学賞では、1987年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授以来25年ぶり2
日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍の南部陽一郎さんを含め19人目で、医学・生理学賞の受賞は昭和62年の利根川進さんに続き2人目です。 日本人で初めてノーベル賞を受賞したのは、昭和24年、物理学賞の湯川秀樹さんで、それ以降、おととしまでにアメリカ国籍の南部陽一郎さんを含め、18人の日本人が、経済学賞を除く5つの分野で受賞しています。 このうち、医学・生理学賞では、昭和62年に利根川進さんがさまざまな抗体が体内で作られる仕組みを解明した研究で受賞し、医学・生理学賞の日本人の受賞はそれ以来ありませんでした。 日本人の受賞で最も多いのは、化学賞と物理学賞の7人です。 化学賞では、おととし、液晶や医薬品など幅広い分野で使われている「クロスカップリング反応」の研究に取り組んだ、鈴木章さんと根岸英一さんが受賞しました。 また平成12年からは3年連続で白川英樹さん、野依良治さん、田中耕一さんが
山中教授ら2氏にノーベル医学賞 iPS細胞開発 (10/08 18:46、10/08 18:55 更新) 【ストックホルム共同】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を、さまざまな細胞になる能力がある「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した山中伸弥京都大教授(50)ら2氏に授与すると発表した。再生医療への利用が期待される日本オリジナルの研究成果が高く評価された。 日本人のノーベル賞受賞は、10年化学賞の鈴木章・北大名誉教授と根岸英一・米パデュー大特別教授以来2年ぶり19人目。医学生理学賞は1987年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授以来25年ぶり2人目となった。 < 前の記事 | 次の記事 >
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スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を、再生医療研究の第一人者である山中伸弥・京都大教授(50)=神戸大出身=に授与すると発表した。日本人のノーベル賞受賞は19人目。医学生理学賞は1987年の利根川進氏に続いて2人目。 (2012/10/08 18:38)
山中伸弥さんは50歳。 大阪市の出身で、昭和62年に神戸大学医学部を卒業したあと整形外科医として大阪の病院に勤務しました。 その後、平成元年に、大阪市立大学大学院の薬理学教室に進学、研究生活をスタートさせました。 平成5年に、アメリカ・サンフランシスコにある「グラッドストーン研究所」に留学し、当時、急速に発展しつつあった遺伝子の組み換えや解析の技術を利用して遺伝子の役割を調べる研究を始めます。 そして、平成11年、36歳の時に、奈良先端科学技術大学院大学の助教授となり、「細胞の初期化」をテーマに研究を進めました。 京都大学再生医科学研究所に教授として迎えられて2年後、平成18年にマウスの皮膚の細胞から体のあらゆる部分になる万能細胞を作り出し、「iPS細胞」と名付けました。 いったん組織や臓器になった細胞は受精卵のような状態には戻らないとされた生命科学の常識を覆す成果で、ヒトでもiPS細胞を
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