ノーベル賞受賞研究で最近も話題となったスーパーカミオカンデだが、16日付官報でその計算機システム一式が「スーパー神岡実験用電子計算機システム一式」名目で資料招請されていた。気になるのは以下の文言。 D 大量の観測データの長期保存が可能かつ、連続稼働が可能な高い信頼性を持つ10PB程度の大容量のファイルシステムを持つこと。 (中略) I 現システム上で開発されたユーザーソフトウェア資産及び現システム上に保管されているデータの移行が可能なこと。移行すべきデータは、ディスク上に3PB程度、テープ上には1PB弱となっており、このデータ移行作業も稼働前に完了する必要がある。