本ページの情報は2007年9月時点のものです。 記載の資料は資料公開当時のもので、現在は公開されていないものも含みます。 領域あふれの問題の検出については、ロジックが複雑に入り組んでいる場合、ソースコードから見いだすのは容易でない。そのような場合、デバッガ等のツールの下で対象のプログラムを動かして、問題を見つけ出すことになる。 スタックおよびヒープにおけるあふれを検出するためのコンパイラのオプションやデバッグ・ツールがいくつか存在する。 次にその主なものを紹介する。 あふれの検出等に使うことのできるデバッグ・ツール ヒープにおける領域あふれやダブルフリー等の問題を検出できるツールをふたつ紹介する。ひとつは独立したツール、もうひとつは統合開発環境の中の機能である。 (1) Valgrind [GNU/Linux] ヒープデバッガを中心とした GNU/Linux 専用のツールスイートである。割
