近年、中国では架空の殺人事件の犯人を推理する体験型ゲーム、「劇本殺(マーダーミステリー)」が人気を馳せている。しかし、一部の店舗では内容に暴力・ホラー・ポルノ要素などが含まれており、中国当局は青少年に悪影響を与えるとして同業界を問題視していた。 近日、中国規制当局より初めてマーダーミステリーに対する規制政策が公開され、業界への取り締まりに着手した。 マーダーミステリーとは?日本ではまだ知名度があまりないマーダーミステリーだが、中国ではZ世代(1995~2009年生まれ)を中心にブームが巻き起こっていた。 遊び方はシンプルであり、複数の人で渡された脚本の役を演じ、犯人が誰かを当てるというものだ。感覚的には人狼ゲームに近い。 また、脚本によってテーマや舞台は様々である。ホラー要素の強い内容やギャグ要素に富んだ内容、伝統衣装に身を包み時代劇のような舞台で楽しむこともできる。 新鮮かつ刺激があり、