鉱業で栄えるコンゴ民主共和国第2の都市ルブンバシ(2021年1月13日撮影)。(c)Samir TOUNSI / AFP 【9月1日 AFP】コンゴ民主共和国の当局は、米国が1945年に広島と長崎に投下した原子爆弾の原料となったウランが採掘された鉱山で、違法採掘に対する警備を強化すると発表した。 問題となっているのは、南東部にある第2の都市ルブンバシ(Lubumbashi)の北方150キロに位置するシンコロブエ(Shinkolobwe)鉱山。現地の人権活動家によると、高値で売れるコバルトや銅を求めて違法採掘者が入り込んでいるという。同鉱山では、銅鉱石に含まれる形で少量のウランも見つかる。 国営鉱山大手ジェカミン(Gecamines)が所有するシンコロブエ鉱山は、第2次世界大戦(World War II)に米国が広島に投下した原爆「リトルボーイ(Little Boy)」と長崎に投下した「ファ