Published 2022/07/25 10:48 (JST) Updated 2022/07/25 11:02 (JST) 24日午後8時5分ごろ、鹿児島県の桜島で爆発的噴火が発生した。気象庁によると、大きな噴石が火口から約2.5キロまで飛散した。同庁は噴火警戒レベルを3の「入山規制」から、最高レベルの5「避難」に引き上げた。南岳山頂火口および昭和火口から約3キロ以内の居住地域では大きな噴石に厳重な警戒を呼びかけた。約2キロ圏では火砕流が起こる可能性もある。 鹿児島市は桜島の一部地域に避難指示を出した。一部の住民らはフェリーで鹿児島市街地側に向かった。市によると、25日午前8時時点で23世帯33人が避難した。鹿児島県によると25日午前10時現在、人的被害は確認されていない。