2011年4月29日、いわゆるゴールデンウィークの初日に、ひっそりと歩き遍路を開始した。 これは以前より個人的に計画していた事だったのだけど、当サイトの企画会議でその話をした所、ゴールデンウィークの特集として「木村岳人のお遍路日記」という枠を設けていただき、その模様をリアルタイムで更新する事に相成った。 さらに、ゴールデンウィークが終わった後も更新を続けさせていただく事となり、今でもトップページのヘッドラインに、私の坊主頭がちょこなんと居座っている。 現在進行中の歩き遍路ではあるが、ここで一つ、これまでの経過をまとめてみたい。 (木村 岳人) やっぱり、遍路は歩きたい ご存知、遍路とは弘法大師こと空海にゆかりの深い、四国八十八箇所霊場を周る事である。1番札所である徳島県鳴門市の霊山寺から始まり、高知県、愛媛県を経て、香川県さぬき市の88番札所、大窪寺までを巡るのだ。 それら札所を周る巡礼路
Day 19 12月13日、日曜日。香川県高松市の東横インで目覚める。天気は良い。 残る札所はあと5つだから急ぐ必要はない。無料の朝ご飯にギリギリ間に合うようにセットした目覚ましで起き上がる。 エネループ乾電池の充電3周目はまだ終わっていないけれども、もう大丈夫だろう。 東横インの朝ご飯だ。 修学旅行なのか、中学生がいっぱいでやかましい朝食だった。 駐輪場へ。 いつものように、積載荷物の指差し確認・・・あれ? ない! モンベルのウルトラライト・スリーピングバッグカバーがない! 寝袋カバーがないと、雨の日にテント張れない! あれ、ゴアテックス製で高いんだぞ! あわてて駐輪場の管理人さんに聞くが、落し物はきていないという。 ホテルの受付に戻って尋ねてみても、やはり落し物はないという。 部屋に戻ってみるが、そこにもない。 仕方なく俺はカメラの再生ボタンを押して一枚ずつ巻き戻していく。 (自分はこ
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