私が吉本に入る5カ月前に、一人の金髪碧眼の女性が入団しました。5カ月とはいえ先輩は先輩なので、私はその女性のことを「ヘレン姉さん」と呼び、彼女は私を「キー坊」と呼びます。 読者諸賢お察しの通り、いまの女房・西川ヘレンのことで、当時彼女は「ヘレン杉本」と名乗っていたのです。 舞台での場面は違えど、彼女のセリフは毎回同じです。 「ワタシガイジンヤカラ、ニホンゴ、ワッカリマセーン」 青い目の女の子(年齢は私より3カ月下)が、コテコテの関西弁で放つギャグに、割れんばかりの大爆笑が起きます。 想像を絶するほどの苦労人だった ヘレンはアイルランド系アメリカ人の父と京都生まれの母の間に生まれた一人娘。京都にある佛教大学の系列校・華頂女子高校を中退してすぐに吉本に入社し、「スチャラカ社員」の4代目女性事務員役として人気急上昇中の若手女優でした。 彼女は想像を絶するほどの苦労人です。小さなころから、歌、踊り
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