米国の育児休暇の拡大をアン・ハサウェイが国連で訴えたというニュースがあったが、今月初めにTimothy Taylorがブログでこの話題を取り上げている。その冒頭でTaylorは、世界各国の育児休暇を比較している。それによると、米国の母親の仕事が保証された育児休暇は最大12週間だが、日英伊丁は通例1年、西仏独は3年以上との由。そのうち法律で有給が保証されている期間は、米国ではゼロだが、伊加瑞独などでは1年だという。Taylorはまた、米エンタープライズ研究所とブルッキングス研究所が育児休暇をテーマにした共同ブログを最近開設したことを紹介している。 その上でTaylorは、自らが編集長を務めるJournal of Economic Perspectivesの2017年冬号に掲載されたClaudia OlivettiとBarbara Petrongoloによる論文「The Economic Co